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2021.08.02
カテゴリ：映画
にほんブログ村 ２００４年に公開された映画クイールが、NHKBSプレミアムで放映され、 食い入るように見てしまいました。行きつけのクリニックで、盲導犬に 導かれ入ってくる視覚障碍者の方に、よく逢うのですが、盲導犬の実態に ついては、全く知識がなかったので・・・ ラブラドール・レトリーバーの子犬が、盲導犬になるために訓練士・ 多和田 ( 椎名桔平 ）に預けれらます。ところが、すぐ訓練所に入るわけではない のですね。 子犬は生後2か月から、1歳になるまでの約10か月間、パピーウォーカーと 呼ばれるボランティアの家庭で、愛情に包まれながら過ごします。 子犬たちは家族の一員として一緒に生活することで、人間を深く信頼する犬に 成長していきます。 パピーウオーカーの仁井夫妻（ 香川照之＆寺島しのぶ ）は、おなかに鳥が 羽を広げたようなブチがあることからクイールと命名し、子犬を愛情一杯に 育てていきました。  １歳になると、盲導犬訓練センターでの本格的な、訓練が始まりました。 指示・命令は総て英語。GO ! SIT ! RIGHT ! LEFT ! などなど。上手に 出来たら、GOOD!!! と褒めてあげます。まさに、褒めて育てると いう事。  エスカレーターの訓練  毎日の基本訓練  高さを知る訓練  段差の訓練 クイールは立派な盲導犬へと成長し、視覚障碍者の渡辺（ 小林薫 ）とめぐり 会います。「クーちゃん」の思いやりに、渡辺は次第に心を開くようになり、 互いにかけがえのない存在へと。 しかし、クイールとの生活が2年を過ぎた頃、渡辺は重度の糖尿病の合併症で 入退院を繰り返し、３年後に死別。 その後、クイールは盲導犬として働くこともなく、仁井夫妻のもとでのんびりと 余生を送ります。8年後、病床にあったクイールは、寺島の （ もうがんばらなくていいよ ） との呼びかけに、12歳と25日の生涯を静かに閉じたのでした。（ 号泣！ ）  この映画を見ながら、ふと疑問に思った事がありました。 クイールの飼い主となった渡辺は、盲導犬が買えるほど裕福な家庭とは決して 見えないのです。 ところが、調べてみてビックリポン！！ 盲導犬は、訓練所から無償貸与という、社会福祉事業の一環だそうです。 従って飼い主が負担すべき費用は、ワンコの医療費と餌代だけだと。 初めて盲導犬を借りる時は、訓練所に１か月くらい泊り込みで、歩行訓練などを 行い、ワンコとのパートナーシップを築きます。この費用でも、３万円程度しかかから 多くの寄付やボランテイアに支えられていることを知りましたので、今度出逢っ たら貧者の一灯を捧げる、気持ちになりました。 日本ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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