想い出は心の宝石箱に。。。

​ バラ​が圧倒的に多いそうです。

​  ブロ友さんの中にはバラマニア・​​愛好家​の方も、少なくありません。

​​  皇子もそんなブロ友さんの記事に啓発され、1993年から四季咲きの大輪苗木を

　購入し、​鉢植え​で育成しています。今年の5月も見事​な花をつけ、今は

　しょんぼりな秋薔薇が・・・

  ​切りバラの供給​は2000年代に入ると、従来のオランダやフランスから、南米の

  エクアドル・コロンビアそして東アフリカのケニア・エチオピアなどにとって

  代わられました。


​　赤道に近い国​ですが、いずれも安定した気候の高冷地なので、バラの栽培には

　適しているそうです。また、0・5度～2度で、バラを​冬眠状態で輸送​する

　技術革新によって、数週間の海上輸送が可能になったこともその理由。 

  これらの地域からの高品質で廉価なバラに対抗するため、オランダのレックス+社が

  商品開発したバラが、下の​アヴァランチェ+。​ ​白バラ​は南米やアフリカ

　からの輸送では、傷付きやすく特に目立つので、アヴァランチェ+ が有利とされて

　います。

  レックス+社はアヴァンランチェ+の生産を、オランダで 14戸日本では國枝バラ園

　(  滋賀  )などに限定し、価格の維持を図っています。

   バラといえば、池田理代子の少女漫画<  ​ベルサイユのばら​  >。

   ベルばらの五人のキャラクターをイメージしたバラが、フランスの老舗育種会社

   ​メイアン​社が池田の協力で開発しました。下がその中の一つ、マリーアントワ

　ネット。

  同社と提携する​京成バラ園芸は​、このバラ5種を市制60周年を祝し、2014年

　9月13日に宝塚市へ贈ったそうです。

   英語で <   ​BLUE ROSE​  > とは、ありえないもの、出来ない相談という

　意味です。 バラの仲間は青色の遺伝子をもたないことから、どんなに交配しても

　青くはならないので、ギリシア神話でも青バラは手に入らないものとされて

　います。 

   
  2004年サントリーは、遺伝子を組み換えることで、​青いバラ< アプローズ  >

​  の開発に成功しました。しかし、その青さは空や海の色をイメージさせるような

  真っ青や水色ではなく、​薄紫色に近い青​。やはり、真っ青なバラは難しい

　ようですね。

  日本での切り花市場は年々縮小していて、花き産出額は1998年のピーク6300億円

​  から、2020年には3175億円と過去最低、ピーク時より​半減​しました。​​

　​​​切り花​は8・9％減の2250億円と減少が大きく、特に業務用の比率が高い品目

　は、前年比輪菊が12％減、バラは15％減、カーネーションは10％減、ガーベラが

　10％減。

​​
　この理由として​造花​が急速に品質を高め、生花と見間違うほどになったこと

　から、多くのホテルの装飾が生花から造花に、切り替わったことによるものと

　言われています。

                       ( 造花のフラワーアレンジメント )

   欧州で花は自分のために買うものなのに、日本でまだまだプレゼント用途。

  頑張った自分への御褒美として、たまには自分のために切り花を買って、お部屋に

  飾ってみてはいかがでしょうか？

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