想い出は心の宝石箱に。。。

​　​舞台は19世紀後半の​パリ・オペラ座​。そこには​​「オペラ座の怪人」という

　幽霊が出ると、劇団員の間で囁かれていました​​​​。​音楽の天使の存在を夢見る、

　若く美しいコーラスガールのクリスティーヌは、プリマ・ドンナの代役として​

　舞台に立ち、​そこで幼馴染のラウルと再会。​

​​​​

　しかし、クリスティーヌはラウルが目を離した隙に失踪。​​白い仮面​を
　かぶった男に、​オペラ座の地下へと連れ去られてしまいます。彼こそ、
　クリスティーヌが夢に見ていた音楽の天使の正体で、「オペラ座の怪人」　
　だったのです。

　怪人は、クリスティーヌこそが自分の崇高な音楽を理解し、再現できると信じて
　彼女をプリマ・ドンナにしようとします。その裏で実は、クリスティーヌを
　我が物にしようと、異常に執着していたのでした。

　　　　　

　​​​出演者やオーケストラは総勢200名以上にのぼり、記念公演のために特別な

　舞台装置や特殊効果が配されています。次から次へと繰り広げられる豪華絢爛な

　演出の中、ロイヤルバレエ・プリンシパルのセルゲイ・ポルーニンが特別出演する

　バレエシーンやオペラシーンが、舞台を一層華やかにします。


　カーテンコールではオリジナル・キャストの​サラ・ブライトマン​や

　歴代の“怪人”役たちが出演し、有名なテーマ曲でその歌声を披露。これこそ

　オペラ座の怪人の​決定版​ともいえる、究極の臨場感あふれるステージとなって

　います。​​​

​​​​​　オペラ座の怪人は、​フィギュアスケート​の曲として、しばしば使用されて

　きました。​男子シングルだけでも、​羽生結弦、無良崇人、高橋大輔、​

　パトリック・チャンなど、名だたるスケーターたちによって滑られてきた名

　プログラム。2014年大阪で開催されたNHK杯では、なんと４人のスケーターが

　オペラ座の怪人を披露するという、史上まれに見る大会もあったほど。​