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カテゴリ:映画
にほんブログ村 ぼけますから、よろしくお願いします。 この映画を見た後、あまりの衝撃にしばらく、その場を動けませんでした。 2018年に上映され、ドキュメンタリー映画としては動員20万人以上という、 異例の大ヒットとなりました。 認知症と診断された87歳の母、95歳になる耳の遠い父による、いわゆる 老々介護が始まります。認知症であることにたじろぎ、苦悩する母親を 一人娘の映像作家信友直子が、カメラを廻して記録にとどめたものです。 自分と言うものがわからなくなり、( 邪魔になるけん、死にたい!! )と 布団の上で泣き狂う母親。普段は穏やかな父親が、珍しく声を張り上げ( 馬鹿たれ !! )と、激しく怒るシーンが印象的でした。 感情の赴くままに大声で怒りをぶつけたのではなく、認知症の妻をこんこんと 諭しているのだという、妻を支える彼の気持ちの表れだと、胸がつまりました。 誰しもがさけられない老い。 自分の将来を垣間見たようで、とてもショックな内容の映画でしたね。 本映画の続編が、2022年3月に公開され、また評判を呼んだそうです。 2018年、母親の認知症はさらに進行し、脳梗塞を発症し、入院生活となります。 外出時には手押し車が必要なほど足腰が弱った父親ですが、それでも面会する 為に毎日1時間かけて、足を運び妻を励まします。 いつか彼女が帰ってくるときのためにと、なんと98歳にして筋トレを 始めるそうです。 認知症を世の中に提起したといえば、有吉佐和子の< 恍惚の人 >。 1972年新潮社から出版され194万部のベストセラーとなり、1973年には 森繁久彌主演で映画化されました。痴呆・高齢者の介護問題が、この本をきっかけ として社会で広く取り上げられるようになったのです。 いまや、人生100年といわれます。 しかし、健康寿命が100歳に伸びたわけではなく、自分の老いがどのように なるのか、誰もわかりません。 家族に迷惑をかけずに、ピンピンコロリで逝くことを、切に願う次第で ありまする。 「老いて病み恍惚として人を知らず」 日本ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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