4057825 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

想い出は心の宝石箱に。。。

想い出は心の宝石箱に。。。

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2022.08.13
XML
カテゴリ:キリスト教と仏教
にほんブログ村 その他趣味ブログ 多趣味へ
にほんブログ村


 ​ ​最後の晩餐​とは・・・​

​ キリスト教新約聖書のマタイによる福音書第26章やヨハネによる福音書第13章等に

 記されて
​いる、​イエス・キリストと12使徒​による最後の夕食の場での

 話ですね。


 使徒の一人(ユダ)が
​​イエスを裏切ることが告げられ、パンを自分の体、葡萄酒

 自分の血として、弟子たちに
与えました。
 


 

​​​​

 その情景は多くの画家によって描かれましたが、特に有名なのがレオナルド・ダ・

 ヴィンチによる、最後の晩餐。

 イタリアミラノのサンタマリア・デッレ・グラツイエ教会​食堂の壁画​として

 残っています。 


  絵画と違い壁画ですから、海外での展示などありえず、イタリア旅行の際

 同教会を訪れてみました。 ​​​​

 

 

  016.JPG

 

 
​ 作品画質保護の為、見学は完全予約回の入場者数​は​​25人鑑賞

 時間
わずか15分​の制限​。従って、最後の晩餐の鑑賞を確約している

 ツアーは、それほど多くはありません。

          

​​ 壁画のサイズは ​420x910CM​という、大な作品。    ​​

 

   

       

​​​ レオナルドは1495年から制作に取りかかり、1498年に完成。ほとんどの作品が

 未完とも言われるレオナルドの絵画の中で、数少ない完成した作品の一つ。

 フレスコ技法ではなく、乾いた漆喰に
テンペラで描かれたことや、所在する環境から

 最も損傷が激しい絵画としても知られています。


 ここでしか見学できないわけで、本物をこの目で見る機会を得たことは、​とても

 感動的且ラッキーな事でした。



 最後の晩餐ではありませんが、日本では​水杯​(みずさかづき)という言葉が

 あります。
 ​

 二度と会えないかもしれない別れの場で、お互いの杯に水を入れ、今生の別れを

​ 惜しみ、​水を飲み交わす​のです。​


​​​ ​最も身近な例が、​水杯を交わして戦地へ赴く​特攻隊

 このような儀式を
行い、出撃に臨んだそうです。



 



​​ ​今生の別れ​ということから、頭に浮かんだのが太平記の​桜井の別れ​。​​


 ​建武3年(1336年)、​足利尊氏​が数十万の軍勢を引き連れて、山陽道を怒涛の​

​ 如く東上してきます。これに立ち向かう​新田義貞​を総大将とし、兵庫に

 陣を構える
​朝廷方​の軍勢はわずかその二十分の一。​

​ ​楠木正成​の作戦は、義貞や後醍醐天皇から拒否され、正成は死を覚悟して​

​ 湊川の戦場へ赴きます。​



  



​​​ その途中、​桜井​駅にさしかかった頃、​正成​は数え11歳の嫡子​正行​

 呼び寄せます。​​​


「最期まで父上と共に」と懇願する正行に対し、正成は「 お前は河内に帰れ。

 自分が
討死にしても帝のために、お前は身命を惜しみ、忠義の心を失わないこと。

 一族郎党
一人でも生き残るようにして、いつの日か必ず朝敵を滅せ」と諭し、

 形見にかつて
​帝より下賜された短刀を授け、​今生の別れ​を告げたのでした。​




 



 亡き母が、皇子が幼少の頃、この歌をよく口ずさんでいました。​​

​​ 教科書や音楽を通じて、天皇崇拝・国民として忠臣の​思想教育​が、このように

 なされて​
いたのですよ。


       日本ブログ村ランキング参加しています。

         下の画像を応援クリックしてね。

               ↓
            にほんブログ村 その他趣味ブログ 多趣味へ
             ​ にほんブログ村​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.08.13 12:29:28
コメント(33) | コメントを書く
[キリスト教と仏教] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X