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カテゴリ:御朱印行脚
にほんブログ村 素敵な切り絵御朱印を、二か月に1回授与する、新宿牛込の感通寺。 7~8のご朱印のモチーフは、燈籠流し。 台紙を黒のケント紙にすると、全体が映えますね。 手を合わせ、燈籠流しで御霊を送る親子の姿が、よく表現されています。 燈籠流しとは、お盆に家々に迎えた先祖を、また送り返す仏教行事の一つ。 盆の終わりに、麦わらで板で船をつくり、供え物をのせて川や海に流す、地方が 多いですね。その精霊船に線香を立てたり、佐渡市では大きな麦藁船に若者が 付き添い、沖で点火して船が燃え盛るのを見て、泳ぎ帰ります。 新盆の家では飾り立てた精霊船を流し、新盆以外の家では桟俵(さんだわら)に ロウソクを立てたのを流すそうです。夏の水辺行事ということから、納涼・観光 行事になっているところも多くあります。 長崎県、熊本県の一部、佐賀市でお盆に行われる、死者の魂を弔って送る 同様な行事を精霊流し(しょうろうながし)といいます。 「精霊流し」といえば、1974年グレープがリリースした、同名の歌がすぐ頭に 浮かびます。後にヴォーカル担当のさだまさしが自伝的小説として書下ろし、 テレビドラマ及び映画化されました。 さだまさしの話によると、亡くなった彼と同い年のいとこを偲びながら、 作詞したそうです。新盆を迎えた彼の為に友達が集まり、故人を偲び 精霊船を出して練り歩いた情景を、故人の恋人の女性の姿に重ね、情感豊かに 歌いあげた名曲。 日本ブログ村ランキング参加しています。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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