想い出は心の宝石箱に。。。

　京都のお漬物に、​はんなり漬けというものがあります。

　薄味で、とても上品なお漬物です。

​

　お味もさることながら、​はんなり​という言葉が、いいいですね。
 

　まさに京都弁らしく、そこはかとない美しさやたおやかさが、感じられます。
　　

　はんなりとは、「ほのかな」「かすかな」「柔らかな」という意味、色に譬えれば

　パステルカラーとの意味に捉えがち。しかし、正しくは・・

　「華やかで、ぱっと明るい様子」(ただし、下品ではなく、

　　あくまでも「上品に」

　との意味だそうです。

　日本人の食卓に、​お漬物​は欠かせない一品です。

    ごはんのお供に、欠かせない漬物はなんですか？と聞いたところの、アンケート

　結果は・・・・

　　　１位　浅漬け　　　　　　　1584票

　　　２位　梅干し　　　　　　　1532

　　　３位　たくあん　　　　　　1402

　　　４位　ぬか漬け　　　　　　1393

　　　５位　野沢菜漬け　　　　　1312

　　　６位　しば漬け　　　　　　1038

　　　７位　千枚漬け　　　　　　1032

　　　８位　らっきょう漬け　　　1027

　　　９位　わさび漬け　　　　　　932

　　１０位　奈良漬け　　　　　　　775　

　漬けものの歴史は、奈良時代にまで遡るそうで、味噌・酒粕・麹などの漬け床に、

　野菜・キノコ・魚介類・果実など素材も多様。

　皇子は、ぬか漬け・野沢菜漬け・しば漬け・わさび漬けが好きです。特に、ナス・

　キュウリ・人参・かぶなどの、ぬか漬けは最高！！　母がいつも漬けていたので、

　いわゆる＜母の味＞というと、ぬか漬けを想い出します。

　
　おくさまは戌年の為か、嗅覚が異常に発達しており、​警察犬＜きなこ＞​の

　ようなものです。

　別室で煙草を吸うと、

　（　パパ～～～、くさい～～～！！）、

　庭仕事を終えて、部屋に入ると、

　（　​パパ～～～、汗臭い～～～！！​）。

　浮気などして、女性の移り香があったとしたら・・・
　

 （　​ε=(怒ﾟДﾟ)ﾉﾉ ｺﾞﾙｱｧｱｧｱｧｱｧｱｧ!!!!!​　）

　
　ただ、地震で瓦礫の下に皇子が埋もれても、必ず

​　（　ワン、ワン、ワン・・
　　　　　　私のオンリー・ワン！！　）

​

　と吠えながら、探し当ててくれるものと信じておりやす。

　だから、​ぬか床​をかきまわし、指に匂いがつくのが厭だとして、絶対にぬか漬け

　などつくってくれません。ぬか漬けが食べたくなると、高いけどさほどおいしく

　ないものを、近所のお店で買うことになります。

　さ～て、みなさんはどのお漬物が、好きですか？？？