想い出は心の宝石箱に。。。

　

​　同社売上高の2割弱を占める主力商品で、日本国内スーパーでは9割以上の店で売られる

　という、人気商品ですね。


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​​　どら焼きを食べるといつも思いだすのが、2011年3月11日の​東日本大震災​。


​​　    


　皇子は定年退職後、地元企業の社長に懇請され、同社に再就職しました。本社が

​　​いわき​にあり、わては郡山駐在でしたが、本社を含めて女性職員にちょ～～

　人気。​

　2月14日には、お菓子屋に引き取りを御願いするほどの、ヴァレンタイン​チョコ​

　を、彼女達から戴きました。   ​

​　義理堅い皇子のこと、3月14日の​ホワイトデー​にお返しとして、大好きな​

​​　​​​太郎庵の生ドラ​​​を11日、​会津​に買いに行っていたのでした。直帰として

　社宅の​​マンションに戻り、​震度７​の大地震に遭遇することとなりました。​​


   

　これまでに経験したことがない激しい揺れに、テレビはひっくりかえり、棚から

　マイセン・​ヘレンドなどの食器が飛び出しました。柱につかまりながら、その

　​恐怖感​に耐えて​いたのです。


​​　11日は、壊れた食器の後始末や片付けで過ごし、翌日スーパーへ​食料品​を​​

　買い出しに行くと・・・棚には何もにゃ～～～い！！地震があった後、みんなは

​　即食料品やトイレットペーパーなどの、日常品​買いだめ​にスーパーへ走り

　込んだのでした。

　
　なにも食料品がなかったわては、ホワイトデーお返しにかった、​太朗庵の生ドラ​
　
　を毎日食いながら、生き延びたのでありんす。

​　後日談としてその話をしたことから、それ以後​ドラえもん​と社内で呼ばれる​

　ようにあいなりましただ。


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