想い出は心の宝石箱に。。。

　
​　この作品は、GARY　KERKUHOFFによる、2011年に　850​限定製作​

　されたものの36作品目。​

​   タイトル＜　GO WITH THE FLOW　＞、は＜　川の流れと共に　＞とでも、​

   訳せばいいのでしょうか？

​​​　川の流れとともにでなく、​川の流れのように​は、1989年に発売された

　​美空ひばり​の、遺作となった曲。

　没後にシングル盤は売り上げを伸ばし、2019年時点では205万枚となり、

　ヒット曲​柔​を上回る最大の売上となりました。

　　　　　　

  テムズ川の運河沿いにある、運河拡張工事責任者の家屋だそうです。

  男の子二人が乗っている手漕ぎボートが浮いていて池のようですが、実際は

  ここは運河なのでしょうね。

​　建物の背後から撮った写真ですが、左端の円筒形の構造物がありますよね。

   これは​３階建​に​​​なっていて、最上階が雨水の​貯水槽​、１階が家畜用の

　​納屋​だそうです。​​

　川の流れに​身を任す​のが、一番楽な処世術かもしれません。

　​​夏目漱石『​草枕​』​冒頭の、一節をふと思いだしました。​

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​​　山路を登りながら、こう考えた。

　智に働けば角が立つ。　情に棹させば流される。

　意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。


　
​　でも考えてみると、皇子の一生は逆流に敢えて棹をし、遡上を試みたような​

​　気がします。濁流に染まるのよしとせず、​清流​を求めて・・・そのような​

　生き方が、はたして正しかったのかはわかりませんが、性格的にそれしか

　出来なかったのでしょうね。
​​

　
　　　　　　 　　​限定作品​である証書と説明書。