全忠寺　。。。

2023.03.18

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カテゴリ：御朱印行脚

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　曹洞宗の禅寺特集最後は、全忠寺。

このお寺さんの墨書も素晴らしく、予てから目をつけていました。

　直書きしていただけるのは、当寺のご朱印帖のみ。しかし、全忠寺ご朱印帖は

　大判サイズしかありません。

　御朱印帖には、3つのサイズがあります。

　

　左見開きサイズ(福泉寺）中大判サイズ（正寿院）　右普通サイズ（厳島神社）

　ご朱印行脚の時、お寺さん用として大判サイズ、神社用として普通サイズの2冊を

　もっていきました。最近のご朱印は見開きサイズのものが多く、郵送

　であれば大きなご朱印帖でも問題ありません。

　大判サイズのご朱印帖は在庫があるので、全忠寺のご朱印帖を新たに購入する

　ことにためらいがありました。ところが、今般見開きサイズのご朱印帖を製作

　したというので、これを購入の上今まで授与されたご朱印の中で、特に興味を

　もったものをお書き入れしていただきました。

　　

　表表紙裏に書かれている、蒼龍の二文字。

　　

　　

（１）八風吹不動

　　

　この禅語は、八風吹不動　天辺月（　八風吹けども動ぜず　

　天辺の月　）という禅句の一部で、動じない心は天に浮び、皓々として輝く

　月の如くであるとの意味。私達の世界が風が吹こうが、嵐が吹こうが、

　天上の月は揺るぎもせずに輝いている。その不動の姿を「月」に例えたの

　でした。

（２）両祖忌

　　

　両祖とは、道元禅師と瑩山禅師のこと。曹洞宗ではこの二人が9月29日に

　示寂したとし、その日を両祖忌と定め法要を行います。

（３）観世音菩薩

　　　　　　

　　　　　　
　　　　　　

（４）宝号ご朱印

　　　　　　

　　　　　　
　　　　　　

　南無大師遍照金剛（　なむだいしへんじょうこんごう　）とは、お大師

　さまにお使えしますという、一番短いお経。

（５）百花春

　　

　　

　　

　「百花春至って誰が為にか開く」。

　花は誰かの為に咲くのではなく、また何の為でもありません。ただ咲くことで、

　私達を慰め、そして楽しませてくれるとの意味。

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Last updated 2023.03.18 12:02:02
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