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想い出は心の宝石箱に。。。

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2023.04.25
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カテゴリ:映画
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   日本映画界の大スターといえば、​高倉健​。​


​  ​寡黙​ながら、言い訳を一切せずに筋を通し、ついには復讐を果たす​という、

 各作品の主人公を演じる彼に、男女問わず多くの​​​ファンが魅了され​ました。​



​  2014年83歳で他界、近親者によって密葬が執り行われた後、「 ​往く道は精進

 にして、忍びて終わり悔いなし​
 」の言葉が添え​
られ、彼の逝去が高倉

 プロモーションから正式に発表されました。
まさに彼の生き様を、そのまま

 表したメッセージでしたね。




      高倉 健



​ 追悼番組で当時、健さんの多くの作品を見ましたが、10年前のことなので

 
内容の細部を、ほとんど覚えていましぇ~~ん。

 ところどころのシーンに見覚えがあるなと思いながら、
1978年公開の​冬の華​

 で、健さんの一挙一動を久しぶりに満喫!!!​




 物語は、組を裏切った池部良を殺し、15年の懲役刑に服した高倉健。獄中に

 いながら
​池辺良の娘池上季実子を、足長おじさんのごとく経済的に支えて

 きました。


 出所した彼を
待ち受けていたのは、関西系暴力団との抗争。そして、おじきと

 慕う会長は、彼等に惨殺されてしまいます。堅気の息子
北大路欣也を抗争に

 巻き込まないよう、健さんは生前から頼まれていました。

 
 復讐を果たすが為に、乗り込もうとする北大路に代わって、組を裏切った幹部

 小池朝雄を健さんが
刺殺したところで、物語は終わります。


 



​ 基本的には、ドンパチ・ブスリの​東映ヤクザ路線​の作品。​

​​​ しかし、脚本が​倉本聰​・監督が​降旗康男​、音楽を​クロードチアリ​

 担当ということで、従来のヤクザ映画
​とはひと味もふた味も違う作品に、

 仕上がっています。


 またシャガールの絵画や、チャイコフスキーの​
​ピアノ協奏曲第一番が、ストーリー

 のキー・ポイントになっているなど、​
オサレな物語の展開も見どころ。



 

 

 ただ、裏切った小池朝雄を刺殺しても、関西系暴力団との抗争終結には

 つながりませんな。
このエンデイングでは、なんかいまいち中途半端で

 満足感が残らない。


 わてが、脚本を書いたとしたら・・・

 この後健さんが相手の
事務所に乗り込み、彼等を皆殺しにして血まみれの

 姿で仁王立ち。


 その姿を見て、足長おじさんと思っていた人は、実は自分の父親を殺した

 犯人だと、池上季実子が知るところとなる。

 呆然とたちつくす彼女の表情に、ピアノ協奏曲第一番の旋律が重なり、

 フェイド・アウトのエンデイング。


 いいんじゃ、な~~~い!!!


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Last updated  2023.04.25 13:33:15
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