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2023.05.28
カテゴリ：音楽
にほんブログ村 リストは超絶的な技巧を持つ当時最高のピアニストで、「ピアノの魔術師」と 呼ばれていました。  指が長く12度の音程も軽々と押さえることができた彼は、両手を広げての 4オクターブの音が多用された作曲を、行いました。また速いパッセージ でも音数の多い和音を多用した、ラ・カンパネッラに代表されるように、 両手のオクターブ跳躍、ポジションの素早い移動も多く、ピアニストにとって リストの曲は難曲と言われています。 盲目のピアニスト辻井伸行は、その難曲をアンコールで演奏することが多く、 びっくりぽんですね！！ いかなる曲も初見で演奏出来たリストが、ショパンの＜ 12の練習曲 リストはピアノ独奏曲を大量に残しているのに、ショパンと同じくピアノ協奏曲 とタイトルがついた作品は、2曲だけ。しかもいずれも20分前後の短めな作品。  しかし内容としては単一楽章形式でありながら4つの楽章の集合体に見え、かつ この時代としては珍しく、トライアングルが活躍する第1番。同様に単一楽章 形式でありながら、六つの部分があると見なせる第2番。 ピアノと管弦楽が一体になった交響詩的な味わいや、内面的な抒情性が極めて 豊かな作品第二番の方が、完成度は高いですね。  ＝＝つづく＝＝ 日本ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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