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想い出は心の宝石箱に。。。

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2023.08.05
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カテゴリ:映画
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   大学時代の友人の一人、F君。語学に秀でた、とても優秀な学生でした。わてが、

 第二外国語
ドイツ語で落第点をもらわなかったのも、彼のおかげといっても、過言

 ではありませぬ。
( この深い意味を、ブロトモのみなしゃんは、考えて

 くんしゃい・・ )



​ 彼は、​朝日新聞出版部​に入社。大学を卒業後、久しぶりに逢う機会を

 えました。
お互いに好きな文学の話題に、花を咲かせた時、

( 悠愛、これはおもろいから、読んでみな・・)

​​ と渡されれたのが、​藤沢周平​​蝉しぐれ​。​​


 
    



​ 藤沢周平の出身地山形新聞に連載され、1988年文藝春秋に刊行された長編時代

 小説。
2003年にNHK金曜時代劇にてテレビドラマ化され、また2005年には

 東宝によって映画化
されましたので、内容をよく知っておられる方も多いと

 思います。




​ ​侍もの​の小説はあまり読んだことがなかったのですが、彼の言った通り確かに

 これは面白い。
​時代小説の形を借り乍ら、藤沢の作品は​青春群像劇​

 蝉しぐれでも主人公牧文四郎と大和田逸平、
​島崎与之助の​友情​が、物語の核を

 なしています。​




 藤沢周平作品の特集がテレビであり、蝉しぐれは小説を読み、テレビも、映画も

 見たので
​録画せずに、​風の果て​という作品を鑑賞しました。これもNHK

 木曜時代劇で、2007年に
放映されたものです。


    風の果ての画像・ジャケット写真

   

​​​​​
 江戸時代​家​督制度​​で、次男以下は条件のいい婿入り先を狙い、今でいう

 ​逆玉​を夢見ていたのでした。道場で剣の腕を磨いていた五人組も、家老の

 跡取り以外の4人は、上村隼太を含めてそんな下級武士の次男・三男でした。



 桑山家に婿入りした上村隼太は、とんとん拍子で出世し、​桑山又左衛門​

 名を継ぎます。そして、かっての仲間であった家老との権力闘争に勝ち、筆頭家老

 の地位を得たのでした。青春時代を過ごした仲間たちの、それぞれの生きざまを


 描いた群像劇となり、言ってみれば蝉しぐれと、表裏一体をなす作品。



    ​​​​​




  
 権力の頂点に立った桑山が、友情という青春の思い出の中に見たものは、

 果たして
何だったのでしょうか?

​ ​風の果て尚足るを知らず​というサブタイトルに、それを解く

 鍵があるように思えました。​




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Last updated  2023.08.05 12:03:25
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