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カテゴリ:映画
にほんブログ村 まあ~みなさん、この曲をまず聴いてくださいな。
フランスの< シャンソンの悲劇女優 >といわれた、ダミア( 1889~ この陰鬱で暗いメロデイーが、自殺の誘引となるとして、フランス国内では
この曲自体は、1933年ハンガリーのシンガーソングライターで、ピアニスト・ レジェーはレストランでピアノ演奏をしていて、音楽学校で学んだ人ではあり 発売から1週間も経たないうちに、この曲を聴いた人々の中から自殺者が
このメロデイーと放送禁止の話を、皇子は幼児の時に母から聞かされ、いつまでも 脳裏に残っていました。しかし、同名の映画( ドイツ・ハンガリー合作 1999年
物語は第2次大戦直前の、ハンガリー・ブダペスト。ユダヤ人のラズロは恋人の イロナとともにレストランをオープン。2人はオープンに合わせて、ピアニストの アンドラーシュを雇い入れます。 ほどなくイロナとアンドラーシュは、互いに愛し合うようになりますが、イロナは ラズロとも関係を続けます。要は三角関係なのですが、3人は愛を共有し合う ようになり、危ういながらも微妙なバランスを保っていました。 やがて、アンドラーシュがイロナに捧げた曲、「暗い日曜日」が思わぬ大ヒット。 しかし、この曲が自殺を誘発すると社会的問題になり、アンドラーシュは罪の 意識にさいなまれます。 さらにドイツがハンガリーに侵攻、3人の運命の歯車も狂い始まることに、なる のです。 ハンガリーや世界中で、この曲を聴いて数百人 (内、157名はハンガリー人とされて いる) が自殺したといわれていますが、この本作と自殺との因果関係は、明確には 証明されていません。 当時はナチス・ドイツによる、軍事侵攻の危機が迫るなど、自殺者が出ても おかしくない世相であったため、直接の原因ではないにせよ、自殺を扱った本作 が「引き金」になった可能性は、十分とありえる話と思います。
イロナをめぐる男達の愛憎劇とも思えますが、二人の男と一日おきにベッドを 共にするなんて、あまりにも現実離れしている関係。そこに、イロナに横恋慕する ドイツ人将校ハンスも登場。 若く一途な実業家だった男が、ナチスの台頭と共に利己的で残酷な官吏へと、 変貌してしまいます。ユダヤ人のハンガリーからの脱出を、金品交換条件で応じ、 貧乏人は冷酷にもアウシュビッツへ送りこんでしまう。 ナチズムの犯罪を当該国のドイツが、このように描ききることに驚きをえました。 果たして、太平洋戦争時の日本兵の非道な蛮行を、日本映画がかように暴き 表現したことが、かってあったでしょうか? その意味でドイツと違い、過去の歴史に日本はまだ真摯に向かい合っていないと、 諸外国から指摘されても、いたしかたないのかもしれませんね。 ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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