想い出は心の宝石箱に。。。

　​​みなさん誰もが知っている曲の一つが、ブラームスの​ハンガリー舞曲

　第五番​。​​

　うん・・知らないって？？？

　あんた、音楽の時間、寝てたんじゃないの・・



　


​​　ハンガリーのジプシー（​ロマ​）音楽に基づいて編曲した舞曲集で、全部で​​

​　21曲あります。それぞれの長さは、1分程度のものから4分程度のものまでと​

​　まちまちですが、中でも管弦楽用に他者によって再編曲された、​第5番​が​

　とりわけ有名ですね。

​　ロマ族は移動民族だったので、ロマ音楽の影響はヨーロッパ全体から

　ロシアまで及んだのでした。

　​​19世紀にはウィーンをはじめ、ヨーロッパ中で大流行を極め、ウィーン宮廷は​

　一時チャルダシュ禁止の法律を公布したといわれ、多くのジプシー楽団も

　チャルダシュを、レパートリーにしました。


​　

　　　　​​

     

　貴族の息子エドウィンは、歌手シルヴァと恋人同士。

　ところがエドウィンの両親は、勝手にいとこのシュタージとの婚約を決めて

　しまいます。

　一旦別れ別れになった二人ですが、諦めきれずに再会。反対していた父親も、

　最終的には自分の妻（エドウィンの母）も実は歌手だったことがわかり、

​​​　結婚を認めざるをえなくなり、ハッピーエンド。

   歌あり、踊りあり・・とても楽しい歌劇です。
 

　


​　それにしても、ロマ音楽の哀愁を帯びた旋律は、どういうわけか日本人の心に、

　沁みわたりますよね・・・・


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