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テーマ:洋楽(3392)
カテゴリ:いつも隣に音楽を♪
思春期真っ只中だった中学生の頃。 最ものめり込んだアーティストがプリンス、といったら今ならちょっとひいてしまうかもしれない。 でも、(おっかなびっくりではあるけれども)世の中に出て行かざるをえない自分が、こんな人もいたんだぁと素直に感心させられつつ、ふがいない自分だってやれば出来るかもしれないと背中を押された気分がしたのはきっと間違いではないと今でも思う。 コンプレックスの塊をすべてプラスに変えたアーティストがプリンス。チビで、変態(?)で、エロで、人付き合いが下手で・・・それでも音楽にだけは誠実で。 そんな初めての出会いが1984年発売の『パープルレイン』 20年以上前のアルバムですが、最近SHM-CDで再発されたのでまた改めて購入しました。 やっぱりチビで、変態で、エロで、人付き合いが下手なのは変わらないのではなかろうかと思いつつも、それでもプリンスのアーティスティックな誠実さもまた今でも全然変わっていない。 なんといっても24週全米NO.1だから、プリンスといえばこのアルバムというのが一般的なのかもしれない。他にもたくさん素晴らしいアルバムがあるのでいつか少しずつ紹介できたらなと思います。 20年も経つとそんな昔のことはすっかり忘れたよといいたいところですが、このアルバムと対峙するとどうでもいいようなことでもなんでもすっかり思い出してしまうんです。 くだらないことで悶々とした気分を抱え込んだままだった自分が、自分らしく生きてもいいのだよ(それが変態的なことなのかは別な問題ですが・・・(^^;))と教えられたような気がしたそんなアルバムです。 生きていく途中で、そんなレコードに出会えたことはほんとうに宝物を見つけ出した気分でした。 今でもその気持ちは変わりません♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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