期待しなくてよかった。
韓国の不動産では、賃貸のほかにチョンセという制度があって、うちも2年契約のチョンセである。田舎のほうにアパートを持っているのだけど、そこをチョンセに出してそのお金で私たちもチョンセで家を借りているというわけだ。今の家は、去年の4月に引越してきて結構気に入っている。ところが、田舎のアパートの契約期間がこの6月で切れるため思い切って売りに出して、市内に安いアパートを買おうかと主人と姑さんが言い出した。田舎のアパートもそれなりにいいのだが、何しろ職場にも遠いし、私も生活がいろいろ不便になってしまう。何でそんなところに買ったのかしら?と思ったら、昔、その近くでだんなが仕事をしていたときに購入したらしい。今週は何日か姑さんが一生懸命私たちが住む市内のアパートを探してくださった。私が探すのは無理だと思われたのだろう。いや、そういうことが好きな方だと言ったほうが良い。それはありがたいことだ。おととい、探して下さった家を見に行った。今住んでいるところよりも狭かった。16階建ての1階というのが気に入らなかった。どうせ住むのなら少し高いところに住んでみたい、というのが私の夢だったから。。。でも、別に悪くないかもと思った。大きなアパートだったので周りの環境が整っていたからだ。旦那と姑さんはその家を買おうとしていた。でも、昨日契約のときに一銭もまけてくれない事を理由に買うのをやめたらしい。ちょっと高かったけど1階だから少しはまけてくれると思ったのだ。私は、この件についてはぜんぜん期待していなかった。あんまり期待してのめり込むと、うまくいかなかったとき相当ショックだろうなと思ったからだ。案の定、私の予想は当たった。内心うまくいかないかもと思っていたのだ。ほっとしたような残念なような。。また、2年の契約でチョンセに出すらしい。私にしたら、買うと決めて一日二日しか見てないのに買ってしまうなんてできないかも。もっといろいろ見てみたい。もちろんお金があったら自分の好きなところに住めば良いけど限られた条件の中なら、もっと良いところがあるかもしれないと思っていろいろ探してみたい気がするのだけど。。。あまりにも一直線に走られるとおののいてしまう。そのスピードの速さについていけない。これって日本と韓国の慣習の差なのかしら?それとも単なる個人的性格の差なのかしら?