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カテゴリ:旅、それは人生そのもの
旅行7日目(ナザレット→ソドレ→アディスアベバ)
ナザレットに来た目的はOさん夫妻とお会いすることと、ここから近くにあるソドレにある温泉に行くことであった。 昨晩そんな話をしていたら、なんとOさん車で一緒にソドレまで行って、さらにアディスに用事があるので送ってくださるとの超有り難いご提案をいただいた! さらに、「野生のカバを見れるポイントをうちのドライバーが知っている」ということで、朝からカバ探しに出かけることに。 アフリカのイメージともいえるサファリは高地の国エチオピアには無縁であるが、カバが見れる場所があるという! ナザレットのOさん宅から数十分の川辺で車を降り、てくてくと小道を歩く。 前に見えるのは馬車ならぬラバ車。 サボテンに挟まれた道もなかなかオツである。 よく見るとこんなかわいい花も咲いている。 「♪ほんの~ 小さな~ 出来事に~♪」なんて口ずさみながら歩く私はおぢさんなのであろうか(苦笑)・・・。 周囲を見渡すとなんだか『はじめ人間ギャートルズ』の風景みたいのが広がっている(笑) ね、右の山の上の雲を活火山から出る煙と見立てればまさに、でしょ(笑)? そうやって30分くらい歩いただろうか。 ポイントと言われる場所にたどり着いた! 彼はいなかった・・・・・。 残念! ちなみに右の方の木に成っている実のようなものはすべて鳥の巣であり、大合唱をしていた。 こんな風に牛やらラバやら羊やらの大群に取り囲まれながらも他のポイントも攻めてみたが見つけることはできなかった。 野生の気まぐれだからしょうがない、これは。 気を取り直して温泉地、ソドレへ。 ここはエチオピア人にとってもリゾート地のようで、政府経営らしいホテルの中にその温泉はある。 こちらの温泉は裸でゆったりと湯につかるものではなく、足首くらいの深さしかなく水着で入る激しい打たせ湯である。 みんな激しくお湯を浴びて体をごしごし洗っている。 さて、入るかな。 あ、あちゅい!! 43度くらいはあるんじゃないだろうか、かなり熱い。 この熱さの打たせ湯か~、厳しいのぅ。 いや、ここは温泉国の男児のプライドにかけて飄々と浴びるしかない! かくして目をつぶり手と手を合わせながら熱いお湯を浴びる私の姿は、苦行に耐える修行僧の様相であった(だろう)。 この温泉、何か効能があるのかまったくもって不明であるが(笑)、勢いよく降り注ぐお湯を首や肩に当てると気持ちがいい。 近くではお父さんと一緒に来た小さな男の子が猛烈に熱がって打たせ湯にびびっていた。 2人と軽く挨拶をしてから間もなく、パパと共同で怖がる男の子を滝の真ん中へ連れて行った。 そう、そうやってパパも俺も男になったんだよ(笑)。 ああ、いい湯だった。 熱さのためずっとつかっていた足首から下は真っ赤になってしまったが・・・。 プールもあるというので今度はそちらへ行ってみた。 (この写真は こちらのサイトより拝借) なんと、立派な50mプールがあるではないか。 しかしよく見ると、上記の写真にもあるように手前の小さなエリアに人が密集しており、肝心の50メートルエリアに人はほとんどいない。。。 この理由は50mエリアの深さ(約3m)とエチオピア人の泳力のなさにあるらしかった(苦笑)。 そう、手前の小さなエリアは水深が浅いのだ。 ちらほらと50mエリアにいる人もそのほとんどが壁にしがみついている。。。 こんな素晴らしいプールが充分に活用されていないのを目の当たりにして、元水泳選手(平泳ぎ200mで中学の時に台東区三位。微妙か(笑))の私の体がうずかないわけがない! 「バッシャーン」と入る。 あ、あったけぇ!! 温泉の熱さとまでいかなくても温水プールというには不自然な温度の高さであった(笑)。 いや、真のプロフェッショナル(←なんの?)というものはコンディションを言い訳にしてはいけない。 ヘロヘロになるには200mで充分だった(苦笑)。 温泉でとったはずの疲れをまた蓄えてどうしようってんだ、まったく・・・。 帰りに駐車場付近で見つけたこの怪しい看板の施術を受けたくなってしまったのも、やはり疲れていたからだろう。。。。 でもなんか効きそうだよなー(笑)。 施術者の足を幽霊みたいに消すこたぁないと思うが・・・。 お昼ごはんを食べてそのままアディスに帰り、そのままOさん夫妻らと6人で中華料理を堪能。 シェフはエチオピア人のようだが、餃子をはじめかなりうまかった! このレストランでおにゃん子クラブやら冬木軍やらザ・グレートカブキの話題で盛り上がるとは思ってもみなかった(笑)。 Oさんご夫妻、充実した一泊二日、お世話になりっぱなしでしたが、本当にありがとうございました!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/19 12:21:57 AM
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