|
カテゴリ:旅、それは人生そのもの
旅行8日目(アディスアベバ) 滞在も残すところあと3日となり、最後は首都のアディスアベバを堪能することに。 アディスはけっこう開けた大都市なのであるが、横道にちょっとそれるとこんな光景が。 羊のマーケットである。 交渉の結果、引渡しが決まると・・・ このように連れていかれる。 イースターのときに羊を一頭買ったというTさんによると、200ブル(約2700円)くらいで買えるらしい。 う~む、動物は違えど「ドナドナ」の哀しいメロディーが頭の中を駆け巡る。。。 我々が肉や魚を買うときは生きている状態ではなくすでにさばかれた状態であることがほとんどだと思うが、このようなリアルな売買を見て、「食べる」という日常の行為は多くの犠牲を伴っているのだと気付かされた。 屠殺の姿を見たりしたらもっとへこむのだろうけど・・・。 これを機にベジタリアンになれるとは思えないが(苦笑)、食を楽しむだけではなく感謝する気持ちを持とうという気持ちにさせられた。 夜ご飯はOさん夫妻、Tさんカップルらとアラビア料理を食べ、その後向かったのがアズマリベット。 こじんまりとした店内。 アズマリベットというのはマシンコというギターのような楽器を使って即興の弾き語りをする歌手(アズマリ)やダンサー達がいる夜のお店である。 アズマリはその場にいる客に合わせてアドリブで歌っていく。 全編アムハラ語であるため、とうぜん何を言ってるかはわからない(笑)。 でも後で聞いたところによると、「♪このお兄ちゃんはかっこいいね~♪」とか、その内容を知ってチップをあげたOさんに対して、「♪今のチップは赤十字の支援より早かったよ~♪」といったものらしい(笑)。 迫力ある歌もあり、 ダンサー達によるショーもあった! ああ、これは私がエチオピア滞在初日に学んだエチオピアンダンスだ! 首、肩、腰、膝の動きのしなやかさがはんぱない。 初めて目の前で観る本物に感動しているのも束の間、彼らはすぐに我々に近づきダンスの共演をせまってきた。 この後、練習の成果を遺憾なく発揮したのは言うまでもない・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅、それは人生そのもの] カテゴリの最新記事
|