|
カテゴリ:旅、それは人生そのもの
旅行帰途編(アディスアベバ→香港→札幌) エチオピアでの長い最終日を経て、帰りの飛行機は夜12時発の予定であった。 しかし、数日前にエチオピア航空のオフィスで行ったリコンファームの時点で午前3時に延期されていた・・・。 こんなあっさり遅れるものなのか・・・。 まあ、その分長く滞在できたとプラスに考えることにして、午前1時には空港に着いていた。 発券カウンターでは係員が「Sapporo」という目的地に驚いていた。 係員;「サッポロに税関はあるのか?なかったらナリタに一度行かないとだめだぞ」 なんてアドバイスまでくれた(笑) 相方にお礼を言ってお別れをし出国ゲートをくぐり出発カウンターへ向かいながら出発と到着のスケジュールを示すテレビ画面に自分が乗る香港行きの便を発見。 「Delay」 さらにですか・・・。 エチオピア旅行の道中でしばしば会った一人旅をしていた日本人の方と話しながら時間を潰す。 彼はかれこれ100ヶ国は周ったという旅の達人だ。 私の十数ヶ国なんてまだまだ甘ちゃんだ。 けっきょく、飛行機が飛んでくれたのは午前5時近くだった・・・。 香港で一泊することを余儀なくされていたのがかえって良かったなあ。 その代わり、友人のJがアドバイスしてくれた1人未来日記in香港の実行は不可能となってしまったが。 香港に到着したのは夜12時頃。 翌日の午前7時半にはまた空港に戻ってこなければならない。 中途半端と言えば中途半端だが、ホテルはJがわざわざ予約してくれたものだし、ドタキャンをするよりちょっと体を休めるためにも行くことに決定。 台湾は2度行ったことがあるが、中国は初めてだった。 たった数時間だけど(苦笑)。 空港からすごくきれいな電車で九龍駅へ。 周囲に広がる高層ビル群。 と、都会だー。 エチオピアから来たものでよけいそう感じる。 九龍駅からはタクシーで。 タクシー乗り場から係員に誘導されて乗り込む。 私:「○○ホテル、プリーズ」 運転手:「×□×□?」 英語が通じない・・・。 えー、香港なら英語通じるんじゃないのかー!? まったく意思疎通ができてないのに運ちゃんは走りだす。 おいおい、何がわかったってんだおじさんよ!? 落ち着き払ったおじさんはおもむろに携帯で電話をかけ始めた。 なにぃー、この場面で私用電話を始めるつもりか!? と思ったらその携帯を突然私に渡してきた。 私:「ハロー?」 電話の声:「(英語で)目的地はどちらですか?」 私:「○○ホテルですが・・・」 電話の声:「わかりました。この電話をまた運転手に戻してください」 運ちゃん:「(中国語で)×□×□?×□×□×□」(電話を切る) 私:「(運ちゃんに向かって)OK?」 運ちゃん:「OK」 なんじゃこりゃ(苦笑)・・・・。 あの電話の相手がタクシー会社の人なのか、単に運ちゃんの英語が話せる知り合いなのかわからなかったが、このおじさんにとっては当たり前のオペレーションなんだろう(笑)。 やっとのことでホテルに着いた。 もう5時間しかないな。 シャワーを浴びて早く寝て体を休めないと。 しかし、ホテルの案内の日本語に目がいってしまう。 「ビヅネスセンター:タイピング、翻訳などのサービスを行つております。詳細についてはまで問い合おせください」 まずどこまで問い合おせればいいのかはっきりしてくれ! あんたらに翻訳は任せられん(笑) 翌早朝にホテルを後にし、本当に短い滞在であったがまた来てみたいな。 今度は中華料理を堪能するのだ!! 香港でも飛行機が1時間半遅れるという憂き目に会ったものの、こうして私の旅行は幕を閉じたのだった。 旅をするたびに思うこと。 世界は狭くて広いなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/06/11 10:03:19 PM
コメント(0) | コメントを書く
[旅、それは人生そのもの] カテゴリの最新記事
|