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カテゴリ:旅、それは人生そのもの
白い恋人の販売再開でマスコミも集まる千歳空港から羽田空港を経て、那覇の大地に降り立った。 我が(家庭内)ボスの学会発表に同行してやってきたのだ。 私にとって初の沖縄である。 まさか札幌から行くことになるとは思っていなかった(笑)。 まずは定番の首里城へ。 建築物やパネルを見るにつれて、琉球王国の歴史における、江戸幕府との「謝恩使」や「慶賀使」、そして中国との「冊封」という関係など、昔学んだ歴史が次々とよみがえってきた。 現場にくるってのはやはり強烈なんだ。 琉球王国が周辺諸国とのパワーバランスをいかに絶妙にとっていたかが伺えた。 首里城ではもちろんトイレの蛇口も威厳たっぷりのシーサーが見守ってくれている。 ホテルからの移動は市内を走るモノレール「ゆいレール」を使ったのだが、駅の構内には金融機関のこんなポスターが。 そうかー、美川憲一もこんなローカルなCMに出てるんだなー。 と思って名前のところをよく見てみると「魅川憲一郎」との文字が・・・。 そっくりさんなのね(苦笑)。 夜の国際通りに繰り出してみると、意に反した(であろう)かぶりものをしているこの子を発見。 キティーさんも全国各地で大変だと思うけど、キューピーさんもお疲れさま~。 翌日はレンタカーを借りて北上してみた。 曇っていたのがちょいと残念だったが、読谷(よみたん)の残波ビーチから臨む海は風情があった。 すぐ近くの御菓子御殿にも寄ってみる。 あらゆる御菓子の試食天国は最高だった。 ちんすこうや紅イモタルトの製造まで見学できて面白かった。 白い恋人の販売再開の件も手伝ってか、じっくり眺めてしまった。 消費者への見学サービスといった意味合いだけでなく、従業員の緊張感の維持、モラル向上という狙いもあるのかもしれないと考えさせられたのだった。 ずっと見られるというのはさすがに疲れそうだけど・・・(苦笑)。 さて、さらに北上して名護を通り抜け、本部半島にたどり着いた。 目的地はもちろんここ。 そう、ジンベエザメがシンボルの「沖縄美(ちゅ)ら海水族館」である。 果たして、かのジンベエザメは本当に大きかった。 体長7メートルが近くを横切った時の迫力はものすごい。 世界最大級の水槽のプレゼンテーションも素晴らしく、これは大盛況の観光スポットになっているだけのことはあるなと納得させられた。 しかし、最も大きな衝撃はこの日のランチに訪れていた。 名護にほど近い場所に位置するトロピカル王国。 時間の制約上、中には入っていないが、この付近の食堂で昼ご飯を食べた。 その店のレジ付近に貼ってあった数多くのサイン色紙の中にそれはあった。 この色紙を見つめ立ち尽くす私に主人は話し掛けてくれた。 主人:「お、この色紙ね!(ニヤリとしながら)おそらくあなたには知らない人なんじゃないかな~」 私:「これ、もしかして、魅川憲一郎ですか?」 主人:「え!?なんでわかったの???」 人間は経験と知識によって洞察力が磨かれ成長していくのだと実感させられたのだった。 (ちなみに今ネットで調べたら魅川憲一郎氏は沖縄県浦添市出身のご当地芸人だった(笑)) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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