テーマ:暮らしを楽しむ(387525)
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わしがまだ、 魚河岸現役だった頃、 朝の魚河岸は・・・、 本当に修羅場でけたたましく、罵声も飛び交う。 そんな中、 新人で入ってきた状況を把握しきれていない18歳の女の子が、 突然わしにこう聞いてきた。 ヽ( ´¬`)ノ「花蓮ママさんは浜崎好きですか~~??」 元気ハツラツな金髪・ブルコンの彼女が言った。 ヾ(*ΦωΦ)ノ 「・・・はまさき?」 ひっきりなしに鳴る電話を取る手を休めて、 ヾ(*ΦωΦ)ノ 「浜崎って、浜崎伝助?」 パートのおばちゃんがここで、突っ込む。 「いや、花蓮ママしゃん、それは違うと思う・・・」 その新人女の子は、 「浜崎あゆみ」を言っていたらしい。 小さい頃から父が「植木 等」と「寅さん」の映画を、 暇さえあれば観ていたおかげで、 浜崎と言えば「釣りバカ」の「浜崎でんすけ」が 真っ先に思い浮かぶ女になってしまっていた。 で、その職場で、 豆まきの時期になると、 客の鮨屋から「太巻き」買って攻撃が入ります。 お付き合いで買ったのはいいけど、 まだ関東では太巻きを食べるという習慣が馴染んでなくて、 「豆まきの時にどうやってこの太巻きを食べるの??」って話になった。 で、その鮨屋の仕入れ担当者が、 物知り顔で真剣に話す訳よ。 「恵方ってのに向かって、笑いながら食べるんだよ」 ヾ(*ΦωΦ)ノ「へえええ♪そうなんだあ♪」 さっそく、豆まき当日に その年は旦那が仕事で帰ってこない日だったので、 一人で決行。 「恵方どっちだっけ?こっちか。 あ~~っははははは。 ゴホッ・・・。もしゃもしゃ。ブホッ。もしゃもしゃ。 あ~~~~っははははは。 ブホッ。」 ちっ。笑いながらなんて、喰えねえよ。 最初の大笑いだけで、ご飯が喉にからまって喰えねえ。 関西の人はすげえ。 ・・・と、今年の豆まきまでずっと思ってました。 今年の豆まきは、 普通にお夕飯の用意して旦那の帰宅を待っていたら、 「鬼の面と豆のセット」と「太巻き」をコンビニで買って来た。 さあ♪豆まきするべ~~~♪♪ 鬼は~~~外♪福は~~~うち♪鬼は~~外♪ 娘、鬼のお面をかぶった旦那に号泣の中、無事終了♪ さてこの太巻き、いただきましょうか♪ ヾ(*ΦωΦ)ノ「これって笑いながら食べるんでしょ~~♪」 旦那「何言ってんだ?恵方に向かってこれは無言で食べるんだよ」 ヾ(*ΦωΦ)ノ「えっ??」・・・・・ まじっすか (゚┏Д┓゚ ;)?? で、3人で正座して1本の太巻きを、 回しながら無言でいただきました。 その年によって違うのでしょうか?? 本当のところ、 どっちが正しいのか わしにはわからない。 でもね、 この「恵方を向きながら大笑いして食べた」豆まきの日、 一人寂しく4畳半のお部屋で 大笑いしながら食べたその年の12月に 花蓮がやってきたのだから、 まんざら嘘でも無かったのか・・・?? わしには・・わからない。 このおもちゃ。 わしが小さい頃に遊んでいた乳母車なんだけど、 今では娘のおままごとの一品♪♪ こうやって娘はいつも遊んでますけど、 可愛い乳母車とくまちゃんで、 メルヘンになってもいいのに、 何だか・・・、 「リヤカーで物を運んでいる労働者風」に 見えてくるのは、 何故なんでしょうかねえ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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