時間と空間
先月のコンサートで、二人のバイオリニストを堪能。竹澤恭子さん、もう期待以上で音がキッラキラで豊かで、漫画のように星が見えた。スケールが大きい。さすが、世界のタケザワ。冒頭から涙が出て、メンコンで泣けた自分にびっくり!オケは常設のオケではなかったけれど、これまたよかった。広上さんの指揮は、ソリストたてるの、上手いよね~!広上さんと学校で一緒だった友人も来ていて、彼は天才だよ!と、言っていました。平塚文化芸術ホールでオケを聴いたのは初めてですが、なかなか響きがよかった。今月行く小田原三の丸ホールといい、郊外のホール、新しいせいもあって、よきよき。そして、石田さん!リリスでの30回目のコンサート。いったんこれでシリーズは終わり。ブラームスのソナタ(1,2,FAE,3)でしめてくれましたが、こちらもよだれものでして。ブラームスの心のひだをなぞるような、繊細な響き。絹糸のようにツヤがあって儚くて……美音だらけ。中島さんのピアノもさすが。ちょっと参考になる部分もあり、ラッキー。30回分のプログラム見ていたら、10回以上は行っていた。ここのホール、リサイタルには最適でお気に入り。二人とも、いつまでも聴いていたい音色の持ち主でした。時間と空間の芸術だよね。はあぁ……