林檎とお座敷小唄
お座敷小唄 作詞 不詳・作曲 陸奥 明. 唄 和田弘とマヒナスターズ・松尾 和子1 富士の高嶺に 降る雪も 4 一目見てから 好きになり 京都先斗町に 降る雪も ほどの良いのに ほだされて 雪に変わりは ないじゃなし よんでよばれて いる内に とけて流れりゃ 皆同じ 忘れられない 人となり 2 好きで好きで 大好きで 5 どうしたかと 肩に手を 死ぬ程好きな お方でも どうもしないと うつむいて 妻と言う字にゃ 勝てやせぬ 目にはいっぱい 泪ため 泣いて別れた 河原町 貴方しばらく 来ないから3 ぼくがしばらく 来ないとて 6 唄はさのさか どどいつか 短気おこして やけ酒を 唄の文句じゃ ないけれど 飲んで身体を こわすなよ お金も着物も いらないわ お前一人の 身ではない 貴方ひとりが 欲しいのよ こんな歌、ご存知の方いらっしゃるかしら??私、この歌小学校の時から歌っていたんですよ今は~最初と最後の歌詞は覚えているかなぁ・・・どうしてこんなひと昔、ふた昔、みっつ以上昔の飲み屋でのデュエット曲を当時の小学生が覚えたかって~と 林檎群馬の我が実家の隣には普寛堂なる小さなお堂がございます。その横に小さなトラックが止まれるほどのスペースがあります。林檎が収穫される時期が参りますとおが屑の中にたくさんの林檎を入れた木箱を山に積んで、幌(ほろ)を張ったトラックがやって来ました。青森からの林檎の行商ですその林檎の行商トラックがやって来た合図に頻繁に流れていたのがこの曲。たぶん他にも演歌とか流してはいたんでしょうけれど覚えているのがこの曲なんですね。高らかに流すこの音楽で隣近所の人は「あ、林檎売りの車が来たわぁ」と、知り財布とザルを持って集まってくるというワケ。私は、祖母と二階のベランダごしに確認してたいがい一番乗りで買いに出ます。どのくらいの割合で来ていたのかは定かではないのですが、月に1度か2度かなぁ~思い出として残っておりますです。次男が一時、丸かじりするほど林檎が大好きな頃、亡くなった姑がひと箱分も買ってきて与えるのでさすがに食べきれない分は薄切りにし、バターで炒め、砂糖・ブランデー等で味付けしてシナモンをふったりして煮詰めたものをアップルパイにしたり、バニラアイスに添えたりして食べたこともあります。おいしいんだなぁ~これがまた目の前にあるのは<サン津軽><無袋で、お日様によく当たっているので甘い>と強調したいときは<サンつがる>と書かれるらしいです。<つがる>の新種かと思っちゃいました。やっぱり、歯がしっかりしてるうちは丸かじりしちゃおっかなぁ~