味噌ラーメンが恋しい季節《麺やぼんずを本丸亭と比ぶる》
日増しに秋も深まり、朝夕肌寒くなってくるとラーメン好きとしては、味噌ラーメンが恋しくなる。(ヨソ様は知らんが、夏場は我ら親子は好んで味噌ラーメンは食さない)何年か前までは、家系のコテコテ豚丸出し味噌ラーメンを食べていた。決まって食後はアイスクリームや氷菓が食べたくなるで、脂との相性が悪いのか暫くするとトイレに駆込むことが殆どだった。最近は、気に入った味噌ラーメンの美味い店がなかなか無い。(お気に入りの一店は数年前に閉店してしまった)そんな中、この10月味噌ラーメンを食べさせてくれる店が厚木市内に2店舗できたのにちょいと驚く。健康食・味噌を広めていく為に味噌らーめん専門店を開業国内はもちろん、世界にも視野を広げる【田所商店ブランド】の店麺場 田所商店コチラは強気の味噌ラーメン専門店。もう一店は味噌ラーメン専門ではないが味噌もある大正麺業 厚木店はたして、ラーメン好きの長男が両店に食指を動かすかどうかは??? で、長男、鶏白湯(とりぱいたん)を使った味噌ラーメンを食したことがないので一度食べてみたいということで、本丸亭のセカンドブランド【麺や ぼんず】に行ってみることに。厚木の町からはだいぶ外れた場所にある為か?宣伝量が足りないのか?我らが伺う時はいつも客の入りが殆ど無い。 麺や ぼんず悲しいくらい損傷を負った暖簾・・・「暖簾に傷~というか、ビリビリ。暖簾分けして持ってかれたとか」「暖簾分けの意味が違うし~」なんて冗談を言いつつも酔っ払いにでも破かれて持っていかれたのだろうか?隣りがパチンコ屋だから、負けた悔しさに八つ当たりされたのか?なんてあれこれ勘ぐってみたりする。(暖簾たるものお客が潜って出入りする場所にあるものなんだからナンとかした方が良いナ、これなら無い方がよろしいんじゃないだろうか) ぼんず 入り口 さて、肝心の味噌ラーメン ぼんず 鶏白湯味噌ラーメン 鶏白湯の塩・醤油は750円なのに味噌は100円お高い850円麺大好き麺食いオバサンは、たいがい普通盛りではもの足りないので大盛りを頼むのだが、大盛りにすると150円増しになる。コレは頂けない、一杯1,000円の味噌ラーメンになってしまう。それにコチラの麺は姉妹店の本丸亭に比べるとイマイチで、スーパーで販売されている生ラーメンの麺の様でもあり大盛りにした時スープとの絡みを悪くさせてしまった気がした。おまけに茹で加減を固めでお願いしないと、店主任せの茹で加減は好みでない。しかし、とろみのある鶏白湯スープの味噌は絶品だ。塩も醤油もそれぞれ大好きで、スープは本丸亭のお上品な塩より断然好みだ。スープ並みに麺にももうちょいと力を入れてくれれば良いのになぁ・・・ 鶏白湯味噌ラーメン 麺が大盛りにできないのは本丸亭も同様で、コチラは麺が美味でスープが塩であっさりしている分大盛りにすると食べるのに飽きてしまうので、親子の行き着いた意見はサブメニューで満腹になることであった。 本丸亭 塩ラーメン本丸亭・ぼんず共にラーメンの具に春菊が添えられている。悲しい偏食オバサンでもある私はチャーシューと春菊が苦手であるので長男に具を譲り受けて貰うと、ちょいと寂しいラーメンに変化してしまう。そこで私がお願いするのは餃子である。(偏食オバサンは挽肉料理は食べられるのだ)双方羽根付き餃子、ジューシーな肉餃子で麺やぼんずの餃子でなんて2回食べてるけど、肉汁がかぶりついたとたん飛び散ってちょいと焦ったのだった。 麺やぼんず 餃子5個350円 焼き方は本丸亭の方が羽根色は綺麗だけどねぇ~ 本丸亭 餃子5個400円 本丸亭 葱たっぷり焼き餃子 600円(お高い餃子だけどポン酢と辛み白髪葱が付いてるだけで美味さがちゃうッ!)長男はミニ丼もの。まんま丼は同じお味らしい。カレー丼もおそらく。お行儀悪いとは思いつつ、ぼんずのラーメンの残り汁にご飯を入れたら美味しく頂けるんじゃないかとも思った。 麺や ぼんずミニまんま丼300円 麺や ぼんずミニカレー丼250円 本丸亭 ミニまんま丼300円これから冬場に向かって出かける回数が増えそうなラーメン店のひとつだ。