誰が言ったか知らないけれど『風邪の神様いやしんぼ』って?
今週はじめ久しぶりに滅多にひかない風邪をひいた。扁桃腺が腫れ、内心ヤバイ!と焦る。誰でも思うことだろうが、熱でも出て家族にでもうつしたら申し訳ない、ヘタにパート勤務も休めないから、サッサと治さなきゃだ。長男に「俺がこの間風邪ひいた時買った【ルルアタックEX】 飲めば喉からくる風邪だったけどすぐ治ったよ」★【第(2)類医薬品】ルルアタックEX 12錠(2日分)価格:868円(税込、送料別) (2017/2/28時点)【ルルアタックEX】は2日、3日、4日の日数分で販売されている。1日3回食後2錠飲む。2日分で千円前後。ちょいと高めの風邪薬ではあるが、長男は数ヶ月前2日分(12錠)買って何錠か残して治ってしまったらしい。千円で風邪の初期症状が治ってしまうならこ~んな安くて手っ取り早い治療法はないだろう。しかし・・・私は長男の言うことをスルーして薬を買うのをやめた。代わりに【はちみつきんかんのど飴】をコンビニで買う。「トローチとか龍角散のど飴の方が良いんじゃない」長男が言う。確かにそうかもしれない・・・しかし、天邪鬼な私はココでもスルー。心の中で「風邪なんてひいても自力でなんとかなる」とか思っていたりする。 元気いっぱいに さて・・・姑が生きていた頃。【風邪の神様いやしんぼ】て言葉を聴かされたことがある。風邪の神様は食いしん坊だから、風邪をひいたらしっかり食べて栄養つければ風邪の神様はいなくなる。てな話だと思っていた。息子達が幼かった時分からこの言葉を使っていた気がするので世間では如何なものなのだろうとネット検索してみればけっこういろいろなのが出てきてちょいと笑えてしまった。【風邪の神様は食いしん坊】風邪の神様は食いしん坊だから、美味しいもの食べると治る風邪の神様は食いしん坊だから、しっかり食べれば、風邪の神様は満足する。(言い方が違うだけで食いしん坊もいやしんぼ(卑しん坊)も意味は一緒)私は聞いたことがなかったけれど、こんなのもある・・・【風邪の神は膳の下に隠れている】 風邪の神は膳の下に隠れていて、少ししか食べない者に取り憑こうとする。モリモリと沢山食べて栄養を付けていれば、 風邪の神に取り憑かれることがないということ結局、言いたいことは風邪をひいたにしても、ひかない様にするにも人間、栄養つけなきゃいけないぞ! ってことだろうか。思い出すのは、子供の頃私が風邪をひいて寝込んだ時は祖母が決まって尋ねてくれる。 「何が食べたい?」日頃から自給自足優先で市販のものはなかなか買うことが少なかった祖母私はココゾとばかりに言う。「お寿司・・・アイス・・・プリン・・・ジュース」祖母はたいがいのものを近所の店から買ってきてくれた。風邪をひいても滅多に熱の出ない、熱が出た日には必ず死ぬる思いをしていた熱に弱い私が熱を出さない為にやれることはひたすら食べることだ。鼻水が出るので・・・大皿に 特盛りミートソーススパゲティー 咳が出るので・・・仕事終わりにモスバーガーに寄ってフィッシュバーガー・ホットドック各1個とチーズバーガー2個・ポテトS1個を食べて長男に目を丸くされる。風邪の神様より食いしん坊かもしれない・・・発熱することだけはなく、喉、鼻水、咳のフルコースで1週間。長男の買った薬を飲めば1週間もかからないで治ったかもしれないのに、よっぽど薬を飲みたくなかったのか・・・天邪鬼は損をする。