2017年11月の記事一覧 | のらりんくらりん

長男、師と慕われる友人に祝って貰う

予備校で知り合った年上の友人Ｗさんに国家試験の合格祝いをして頂けるということで、長男、東京の世田谷区まで出かけることになった。私　「で、何時に出かけるの？」長男「朝５時起きして、店の前に７時待ち合わせ。　　　梅ヶ丘にある美味しいって評判の寿司屋なんだって　　　食べ放題ご馳走してくれるって言うんだ♪」　　　私　「あ～、知ってる！　　　TVでやってたの見たことあるよ、凄い行列でつくって待ってた。　　　確か週に一度しか食べ放題しないって・・・　　　だからって朝５時に行くのぉ～～？！」　　　山の麓に住む人間は美味いものを食すのも一苦労だったりする。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　予備校で知り合ったＷさんは長男より１０歳程年上。長男よりも先に司法書士試験に挑んではいるものの今年も惜敗。プライベートでも紆余曲折するものがあったり。世代的にお付き合いするのもそれなりに難しいのではと、思えるのである・・・が、＜小泉元総理の年齢並み＞の人とでも話ができる精神年齢の高さと診断されたこともある長男。若くしてちょっとした海、山のり越えている為かそこいらの同年代よりも人生経験豊富だったりする。親が言うのもナンだが親よりも、酸いも甘いも噛み分けている上に人に教示するのも司法の勉強も大好きだったりする。だからなのか、Ｗさんの様に年々難しさを増す司法書士試験に度々自己喪失感を味わわされ傷つき挫折しかかった人を見ると、再び新たなる力を与え、光の当たる方向へ導こうとしたくなるらしい。現に、Ｗさん節目としていた今年、やめる決意をしていたが長男の篤い叱咤激励に再起を約束。不合格を確信した段階で勉強を再開した。Ｗさんはそんな長男に年齢に関係なく敬意を持ってくれている様だ。自分が不合格だったにもかかわらず、「合格祝いさせて下さい！」そう言ってくれたそうだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小田急小田原線梅ヶ丘駅から南へすぐ、昔ながらの江戸前の味、築地からその日仕入れた新鮮なネタが楽しめる人気の寿司屋【美登利総本店梅丘本館】がある。９０分で男性3600円、女性は3000円（税抜き価格）で月曜日のみ行われる食べ放題だ。長男「あ～～んな美味い寿司食べたことないよ」感激して帰宅した長男。確かにね・・・ココ何年も回転寿司ばっかりだし、ネットで見てみたけれど、こんな良いネタ使った寿司が好きなだけ食べ放題できるなんて行ってみたい気もする食いしん坊母である。長男「Ｗさんにお祝いのお酒もプレゼントして貰ったんだ。　　　【〇〇さん（長男）みたいな酒】ですって渡された」Ｗさんは酒が飲めない人なので、酒屋さんに長男のことを話すと酒屋さんがイメージで選んでくれたらしい。長男「俺のことどんなヤツって言ったのかな？Ｗさん」　　　　　　　　北雪ワイングラスでおいしい日本酒アワード2014 大吟醸部門　最高金賞受賞全米日本酒鑑評会2013 大吟醸Ａ（精米歩合40％以下）で金賞受賞インターナショナル・サケ・チャレンジ2013　カテゴリー大吟醸・吟醸　トロフィー受賞国内だけでなく海外でも認められた。山田錦の「Ｙ」、熊本酵母（協会9号）の「Ｋ」、精米歩合35％の「３５」それぞれをとってＹＫ３５完成度が高く、繊細で、華やかな風合いの美酒香り、こく、酸度、後味のバランスの良さは絶品北雪酒造が誇る最高傑作にして最上級の大吟醸芳醇な香りと繊細で深みのある味わいのハーモニーを堪能できる。これまた滅多に口にできない大吟醸。母もちょいと味見をさせて頂いた。キリッとしたちょい辛口のすっきりした香り深い日本酒だ。来年はＷさんの合格祝いをココでできると良いな。

貧乏主婦は古着屋へ服買いに、貧乏受験生は古本屋へ本買いに

手根管症候群とバネ指を患い中のクセに医者にも行かず、食事の箸さえ持つ手が痺れ、それこそ箸を投げたくなる状況の私。モノ作りが趣味で、手が思う様に動けばビーズ手芸や大人の塗り絵やカード製作とかやりたいのだけれど直ぐに痺れるので１０分も持続できない。で、夜勤労働者の薄給でできる、今の私のささやかな趣味は週に１度の古着屋ショッピングだったりする。世の女性達が千、万の単位で購入した洋服を数回着用しただけで手放してくれるおかげで洋服に金銭をかけることのできない私なんぞにもちょいとまともな洋服を着させて頂くことができる。この数年、デパートやらファッションセンターで洋服なんぞ買ったためしがない。（下着や靴下くらいなものだ）それに楽しいのが宝探しみたく、山の様な洋服の中から自分サイズの自分好みの一品ものを見つけるという行為。「どんな人がこんなハデな服着てたのだろう？」「この服どうやって着るの？！」「コレ凄く良いのにサイズ合わないじゃ～ん」とか色々想像しつつ、文句タレつつ、驚き喜び交えつつ見て回る楽しさが分かるのは私だけだろうか？古着好きで良かったとつくづく思う。今や私のタンスの中は古着が９９％以上占めている。　　　　　それも１着２００円のものが殆どだ。ほぼ新品に近いもの、中には前の持ち主が購入した値札がついたままの服高級ブランド品は無いけれど、アース、２３区、GAP等々名の知れたファッションブランド品とかあったりもする。左下はパンツと２点セットで傷み無しのほぼ新品、右下はインナー・ロング丈スカートの３点セット新品、コレも２００円なんて～買わなきゃダメでしょ　　　　　　靴だって新古品。靴底を見れば外歩き状態がわかるからね、思った以上に履かないで手放したものがあるのに驚く。最近はコレばかりで靴屋で靴を買っていない。コレも季節外れの夏に２００円まで落ちた時に購入した。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かたや我が長男、司法好きの本好きはこんな本を手放すお方や良心的価格設定してくれる店の方に感謝する。その他啓発本やら興味のある漫画本なぞ受験期間の長男の唯一の趣味と勉強の支援ともなりありがたきことであった。一般人が手に取らない特殊な本は、けっこうお高かったりするものだがおかげさまで貧乏受験生でも百円単位で手にして読める。　　　　　貧乏主婦は古着屋へ服買いに、貧乏受験生は古本屋へ本買いに（お爺さんは山へ柴刈りに、お婆さんは川へ洗濯に状態）リサイクルショップは金欠貧乏には優しいのだ。

夜勤労働者のひと皿ご飯あれやこれや

夜勤労働者の朝食は夕食だったりする。休日であるならばそこそこに食事は作れるのではあるけれど、あれやこれや皿にのせてゆっくり食べることができるのは数日のみ。仕事が続く週の始めの夕食は、できることなら一皿盛りでガッツリ食べて終わらせたい。　　　　　　作る気力が無い日、前日に作った味噌汁があるならば具沢山のおじやを作って平らげる。見た目は悪いが幼少期から食べつけているものだからこ～んなのが好物だったりする。味噌汁おじや茶碗山盛り３杯は食べてしまう　　　　　我が家お馴染み鶏挽肉使用の肉団子と根菜たっぷりの鶏団子のけんちん汁。　　　　　ストーブで焼いた餅を２個入れて胡麻油香る鶏団子けんちん雑煮正月前にこんな雑煮食べてたら、正月に何食べるのだ？！でも美味いんだからいつ食べたって・・・ねぇ　　　　　キャベツの大玉を買ってしまったので今迄入れたことの無いホワイトシチューに入れてみる。♪悪くない、なかなか美味い。キャベツの減りが早くていい塩梅だ。野菜が細かければご飯にかけても食べやすい。キャベツホワイトシチュー　　　　　

司法書士試験最終合格者発表、受験番号がない？！

本日、午後４時法務省HP上で司法書士試験の最終合格者が発表された。試験日筆記試験（７月２日）口述試験（１０月１１日）出願者数　１８，８３１名受験者数　１５，４４０名（午前午後双方を受験した者の数）合格者数　６２９名　　(男４７９名・７６．２％）（女１５０名・２３．８％)　　　　　　　　　　　　筆記試験合格点満点２８０点中２０７．０点以上午前の部の試験（択一式問題）については満点１０５点中７５点午後の部の試験（択一式問題）については満点１０５点中７２点　　　　　　　（記述式問題）については満点７０点中３４．０点それぞれ達しない場合は，それだけで不合格とされる。　　　　　【花言葉】心の平和（パンジー）長男、口述試験はさほど緊張もしなかった様で無事に済ませ、合格後に必要な書類が口述試験の合否が発表される前に、いやいや、口述試験が行われる前に手渡されたりしているものだから筆記試験の発表ほど気が急いてはいない。「とりあえず確認だけしておこう」くらいの気分で法務省のHPをひらいて見る。「あれ？！ナイ！！」長男が驚きの声をあげる。受験番号が無いと言うのだ。しかし、それは法務省のイケズだと直ぐわかる。「なぁ～んだ、合格者の番号、記述試験の受験番号だよ～　口述試験の番号じゃないんだ」筆記試験と口述試験の受験番号が違う為の思いこみでもあるのだけれどそれにしたって近い番号で発表されると思う人も多かっただろう。最終合格者受験番号の見出し下に※　表示されている受験番号は，筆記試験の受験番号です。※と、記してある。あまりにも合格発表を待たされ過ぎた挙句の最後の最後に法務省が仕掛けたのは「油断禁物、ちゃんと最初の受験番号くらい覚えとけ、　まさか筆記試験の受験票紛失しただの言ってないな」「ちゃんと書類に目を通して不始末起こすなよ」てな感じのメッセージとも思えたり。　　　　　　【花言葉】喜び溢れ（サラサドウダン）で、平成２９年度司法書士試験最終合格者の平均年齢と最低、最高年齢も発表されていた。平均年齢　37.60歳最低年齢　20歳　1名最高年齢　73歳　1名驚きである。平均年齢は年々上がっているのだ。平成２６年35.04歳、２７年35.16歳、２８年38.03歳平成１５～２０年辺りは３１歳程だった。コレって司法書士試験を受験する人の年齢が高いというよりは毎年受験する人が同じでそれと共に年齢が上がっている、とも言える様だ。長男曰く「試験会場は自分よりも年配者が非常に多かった」とのことで４～５年受験を継続するのはあたり前で、中には１０年以上続けるベテラン受験生が存在している。最低年齢２０歳で合格するのは「運が良いか、よほどの天才だ」とも長男から聞いたこともある。司法という世界に飛び込むのはよほどの覚悟が必要だ。司法が好きな我が長男でさえ長い道程だった司法書士試験。泥沼なら抜け出せるかもしれないが、途中で底なし沼だと気付いた時、抜け出す方法を見出せなければいけない試験の様に思えてしまう母である。