貧乏だとケガも病気もできない?!【傷病手当】って知ってる?
年が明けてからというもの出費がハンパない。長男が国家試験に合格したもののその後の研修を受けるのはタダじゃない。その上に、交通費、食費、宿泊代、本代etc、etc・・・私のなけなしタンス預金も底を突いた。研修の続く3ヶ月間は貧乏生活してでも凌いでいかなければならない。よし!私の稼ぐ給料と節約で何とか乗り越えよう!オウ!(夫は自分の借金と光熱費と自分の事で手一杯、息子の事まで手は廻らない、ハナからアテにしていない)と、決意した早々あろうことかドジな私は足の小指を骨折する(半開きの冷蔵庫の扉を蹴って負け、全治1ヵ月半)仕事が出来ない上に、通院費が上乗せになってしまったナンテコッタイこの際だから普段使い切れない有給休暇を利用して1ヶ月は凌いでも2ヶ月目は10日分の給料しかない!仕方なく次男に10万円程借金をするが、それでも足りないドウシヨウ・・・追い打ちをかける様に、骨折も治らないうちに急に歯痛で頬が腫れあがるナンデコンナトキニ~またまた別の通院費が加算されることになった。 【花言葉】あなたの助けになる (ムラサキケマン)何年か前にふと心配になった。我が家は借金持ちで、貯蓄も殆ど無い。五十路真っ只中の私がケガや病気で働けなくなって給料入ってこなくなったら、大変なことになるよなぁ・・・1年以上前、某保険会社のCMを見て「これ凄いじゃない♪」と思った。思わず、資料請求した。【就労不能保険】とも【給与サポート保険】とも呼ばれる。しかし、説明書を理解できないお馬鹿さんには?マークが増殖するばかり。(もしかして・・・この保険て抱き合わせ保険なんだろうか??)傷病した時、利用する医療保険、傷害保険の他に「働けない期間の給料が貰える」保険も一緒に加入しない?とかいう疑念も沸いてきた。結局面倒くさいのが先立ってよく読まないで去年の年末に捨ててしまった。しかし、ナンにつけても保険というものは契約が成立しても免責期間(給付金が支払われない期間)があって、「今必要」って時には手に入らない。だから自分で何とか蓄えておかなければならないのだろうけど、貯蓄なんて上手くできてればこんな苦労や愚痴は無い話それでも手元にあっても使わない貴金属を売ったり、支払い用の口座にある余金を見れば3月いっぱいは何とかなって長男の研修も、しばしの倹約生活も持続できそうである。もとはと言えば自滅行為による休業で稼ぎの無い日々をしたのだから出来る限り自分で賄うしかない。 【花言葉】明日の幸福 (ガクウツギ《屋久島コンテリギ錦》)それにしたって、仕事をしていて職場でケガをすれば労災保険があるのに職場じゃなければ保険はないの?!私みたいに自宅でケガしたり、急に病気になったりして有給休暇当てられるくらいの期間ならいいけれどそれで賄えない期間だったら、どうしたらいいんだろう?骨折でパソコンの前ばかりいた私はありがたい保険が存在するのを知ることができた五十路過ぎまで知らなかったなんて、ちょいとお笑いだ。ジでいく骨折り損のクタビレ儲けで終わっていた可能性はある。傷病手当金と呼ばれる有難いものがあるのだ。支給対象となるのは、健康保険の被保険者 勤務先の健康保険に加入している被保険者が対象 扶養に入っている家族や国民健康保険に加入している人は対象外病気やケガで仕事に就くことができない場合 業務外の理由で医師からの労務不能の診断が必要傷病により(連続する3日間を含み)4日以上仕事に就くことができない場合 休んだ期間の給与の支払いがない場合 傷病手当金申請書 ネット上には親切ご丁寧に必要書類の種類、取り方、記入の仕方等教えてくれているサイトやブログが数多くあるので便利。たとえばコチラで、協会に提出する基本の必要書類は4枚で全国健康保険協会(協会けんぽ)でダウンロードできる。申請者情報、申請内容を記入する2枚(自分用)事業主に記入して貰う1枚(勤務先用)療養担当者の意見書とされる医師に記入して貰う1枚(医師用)で、私の場合は自滅の負傷(ケガ)なので負傷原因届が必要になった。自分で記入するのはこれで3枚で私は計5枚の書類を揃えて勤務先経由で届けを依頼した。はてさて・・・コレで休職していた分の手当が頂けるのかは結果を見てみないと分からない。話によると・・・1日あたりにもらえる金額は、実際に休んだ日数分を 支給給与から割り出した日給の3分の2だとか。私は傷病手当をアテに待っていられないので有給休暇を使った残りの休職日分が頂けるはずだと思っているのだが・・・どうなることやら