1,000万山分けキャンペーンで有り難く頂戴する。
10年も山の中に引き篭もって不便な生活を文句言いながらも続けてきた。『住めば都』なんていうけれど、慣れたってだけである。「山は人が住むところじゃない、鹿や猪や熊や猿が住む場所だよ。 夜中の鹿の悲鳴、山間に響く狩猟の銃声、 普通に目の前を走り抜けるニホンザル、猪や熊が出たって お町みたいにニュースになんてならないんだよ、だって山なんだから」 「それでなくても太陽と空が山に遮られて、日照時間が短いのに 住んでる我が家は東からの太陽光が数時間しか当たらない」「確かに山だから水も空気も旨い、 でも風向き悪けりゃ堆肥の臭いで窓が開けていられないし、 花粉症の長男は杉だらけの山に文句を言う」「バスはホボ1時間に1本、車がなけりゃどうにもならない。 そのうちこの周辺ははモミジマークの車ばかり走ることになるのだ。 足腰鍛えておかなきゃそのうち引き篭もりになるしかな~い」 ミヤコワスレ【花言葉】しばしの憩い『住まば都』とは、同じ住むのなら、不便な土地より都のほうが良いという話。便利すぎることに慣れるのもよろしくないけれど、人生長い様だけれど、半世紀過ぎてからは一年が短く感じること、感じること。あっという間にお婆ちゃんになってしまう気になる。好んでこんなお山に引越して来るお方もいるらしいけれど、何もココでなくたって・・・あたしゃ~残りの半生不便すぎる、住みにくい環境で過ごしたくは無い。どうせ近所付合いもないんだったら、よっぽど人気(ひとけ)のある方を選ぶ。借金してでも引越しした方が健康で文化的なそれなりの生活ができるというものだ。そうは言っても、思っても、一番は息子の、長男の為である。 てな思惑を胸に、今年の夏お町に引越ししてから3ヶ月経過したこの11月、引越しして間もなく応募した、『LIFULL HOME’S』のWebサイトまたはアプリから問合せした不動産会社で、居住用賃貸物件を成約した人を対象に、毎月現金1,000万円を対象者全員で山分けキャンペーンの結果が口座入金によって明らかになった。山分け金額の上限は一人最大10万円最低でも500円のキャッシュバックはもらえる対象者となれば必ずもらえる各応募期間ごとに、最大2万人の応募で締め切りとなる。引越しを終えて一息ついたとき、ハタと思いつき応募したもので、内心引越しする人が少ないクソ暑い真夏の季節。全国展開されているこのキャンペーンではたして如何程の人達がこのキャンペーンを知って引越しをしたのか想像するとなんだかウキウキドキドキであった。応募するには【指定される必要事項の提示】があってその中にある応募条件に【アンケート】に答えることがあった。その質問のひとつに「あなたは山分けされる金額の額がどのくらいが妥当だと思うか」みたいなものがあった。(そんな・・・他人を試すみたいなご質問~ 多ければ多いほど有り難いと思うのは欲深な人間ならではでしょ。 まさか、希望金額なんて書かせて、「この程度でいいのか」って思われて まさかまさか、希望金額で配当なんてしないよねぇ・・・ 自らの意地汚さを感じさせられつつ、呻吟タイムが続く やっぱ5千円貰えたら嬉しいかなぁ) で、提出する必要事項に不備があれば応募資格なくなるし、結果は10月末に振り込まれてからのお楽しみだったのだけれど・・・ドキドキでATMで通帳記入・・・「おぉぉぉ~~~~!あった!」11,416円LIFULL HOME’Sさんありがとうございました(嫌らし~私がアトで割り算したのは言うまでもない)