8年ぶりのはま寿司に驚喜!と回転寿司の店舗差に驚愕した日
一度愛想をつかせた店に二度目に足を運ぶことなんてなかなか無いと思う。8年程前、厚木の町外れの国道沿いに【はま寿司】がオープンした。近くに回転寿司が無かったものだし、平日は一皿90円とかに惹かれ期待を胸に息子を連れて行ったのだけれど、ネタは小さい、美味くないと、悪い評価が連発で千円食べたか食べないかでサッサと出てしまった。以来、一度も行った事が無い【はま寿司】だったが・・・たまたま見ていた7月9日放送のTBS系列「ラヴィット」のラヴィットランキング超一流すし職人が【はま寿司】の人気寿司ネタとサイドメニューを試食し、採点美味しい10品を厳選する・・・なんてのを見て思わずチェックしたのは ラーメン だった。 ラーメン好きの商品開発者が特に力を入れて開発しているラーメンが専門店さながらの味と大人気らしい・・・こ~れはラーメン好きの長男に教えないて~はないでしょ というわけで、8年ぶりに《はま寿司》にやってきたのは7月12日のお昼過ぎ海老名市の町はずれといっても、近くに外食チェーン店が多くある場所。コロナ禍で外食するならこのくらいの広さと人ごみ感を感じない時間帯を選びたいけど店によってはそれも難しいよね~行きつけの回転寿司【くら寿司】や【スシロー】ではたいがい流れている寿司。【はま寿司】だって回転寿司なのにこちらの店舗は寿司がレーンに流れていない!オドロキ~コロナ禍のこの時期だからの配慮の様で、タッチパネルで注文したものが厨房から直行でやってくるのみだからチンタラ回って自分の席まで来るのを待つ行きつけの【スシロー】に比べたらスピーディーで安心感があるナニヨリナニヨリ♪(厨房から流れ出すトコから遠い席になる程気が気じゃなくて、嫌なものだ)さて、目指すところはラーメンだけではない。8年前の【はま寿司】の残念な記憶を打ち消してくれるウキウキな情報まであったからである。昨年、【はま寿司】の2大人気ネタである《まぐろ》と《サーモン》が値段そのまま1皿税別100円品質 UP、従来比で《まぐろ》は20%増量味と旨みが濃厚なメバチマグロの中でも 40kg 以上の"大鉢まぐろ"と呼ばれるマグロだけを使用。解凍時には、海水と同じ濃度の温塩水を使用することで、マグロの旨みを逃さない店内で一枚ずつ手で切った、厚切りならではの際立つ旨み《サーモン》は25%大増量大型で脂のりが良いアトランティックサーモンを使用上質な旨みと絶妙な食感を楽しめる毎日店内で一枚ずつ切りつけており、これまで以上にネタ本来の旨味を存分に味わえる「特製漬けまぐろ」や「オニオンサーモン」、テイクアウト限定の「まぐろ丼」「サーモン丼」にも、もれなく大増量したネタを使用している。なんてネットにもあったのでかなりの期待値であるそれにも益して、私にとってまぐろと言ったらトロではなく赤身!目指すはランキングで4位になった南まぐろ上赤身である。濃厚な脂と甘みが特徴の高級ミナミマグロを使用。そのミナミマグロを2貫税抜150円と破格の値段で提供。鮨を握る一流職人が「5皿はいく」と言って10点満点をつけるほど、普通なら1貫400~500円になるというのがコレ♪南まぐろ上赤身 posted by (C)くろすけcat我が家がバブリーな頃、行きつけだった寿司屋で職人さんが目の前に出してくれてたもの程ではないにしろ一流職人をうならせた旨い赤身は存在した。お客にコレばかり食べられたら困る店側が頼んでランキング4位にしたのではなかろうかと疑う程私の中ではこの日1位の美味さであった。長男と2皿ずつ頼んだら完売マーク。未練たっぷりに次の週に出かけたら既に完売3回目に行った時にはとうとう期間限定品故に南まぐろは去ってしまった。またいつか、食せる日がくることを夢に見させて頂きマス貝節塩ラーメン posted by (C)くろすけcat貝(ホタテ・ハマグリ・アサリ)の出汁に、節(カツオ・サバ・煮干し)の出汁をブレンド。塩も3種類の天然塩(伯方の塩・天塩・淡路の藻塩)を使用。「コレ食べるだけで【はま寿司】来てもいいね」・・・長男気に入ったようである。ひかりもの三種盛り(しめさば・真あじ・とろいわし)150円(税込165円)3種盛りも10種近くあるお得感~大学いも160円(税込176円)スティックタイプが多い中、ゴロッと乱切りが芋感あって好みなんだな♪特製漬けまぐろ posted by (C)くろすけcatカツオや昆布の出汁を使用し風味にこだわったはま寿司特製の甘め漬けダレに漬け込む。もちろん20%増量のまぐろツヤツヤのタレをまとって極上の逸品生しらす(日本近海産) posted by (C)くろすけcatピ~チピチの生しらす♪姿やりいかposted by (C)くろすけcatう~今にも泳いで逃げて行きそうな?!やりいか 近場にもう一軒【はま寿司】が存在する。商業施設の一角1階のテナント駐車料金が発生するので我が家では面倒くさがって利用することがない。今回、【はま寿司】を見直したことでこの店舗にも行ってみようと本日10日、夏休みで遊びにやってきた次男と3人で出かけてみた。車でこの店の前を通過する時、たいがい混んでいたりするのは駅近で回転寿司はココか、ららぽーと内にしかないからなのだろう。【スシロー】や【くら寿司】は駅からかなり歩かないとありつけない場所にある。店内に入るとテナント内であろうかかなり狭いつくりになっている。テーブルとイスも独立店舗より小さくて、ガタイのいい次男と並ぶと暑苦しくもなる。店内こんなつくりだと厨房は大丈夫なのだろうかとコロナ禍故にいささか気になりだす。ふと見れば寿司の流れるレーンが今時1本のみで空の運搬皿がヒシめいて流れている。我らがいつも出かける店舗の、【くら寿司】みたいに抗菌寿司カバーの様なアイテムもなく、【スシロー】みたいにアクリル板のガードも無い。自分のオーダーした品物が、他のお客の横を素通りして来るのだ最悪なのは案内された席の位置厨房出口から流された皿が厨房入り口に入る、その手前のテーブルだったりするとおみくじの大凶に当った以上の最悪な気分になる。つまり、自分の注文した品が一番遅いのである。今時、そんなありえないレーンのつくりに驚いて「こんな場所でゆっくり食べてなんていられないよ! 食べないで出て行くワケ行かないから1品ずつ食べたら出て行こう」親子3人同意。次男、茶碗蒸し。私、大学芋。長男、店舗差があるのか確めるべく貝節塩ラーメンを頼んだ。コレがこの店舗にはもう二度と来るまいと決意したトドメになった。貝節塩ラーメンをひと口食べた長男の顔色が見る見る変わり普段は大好きなラーメンを食べながらそんな顔はしないってくらい不機嫌な顔つきになっていった。「このラーメン、ちょっと食べてみたらわかるよ」ひと口食べて顔色が変わるくらいの別物貝節塩ラーメンがココにあった。舌が痺れて、あの貝節豊かな味が抹消されている。「何コレ?!作り方間違えた?麺のびてるし、食べ物じゃないよ!」ウエ~思わず口から出てしまう。実は、長男に出されたのは貝節塩ラーメンではなく、青唐辛子の貝節塩ラーメンだったのだ。日頃から無駄に辛いものを受け付けない我が親子には罰ゲームでもされた気分であった。注文の間違いまでされて不快感満タン。回転寿司に来て寿司も食べないで、700円弱しか払わず出てきたのは初めてだ。注文間違いは店舗差以前の問題ではあるけれど、コロナ禍にこんな密閉感のある店舗には来てはいけないとサッサと退散した。このアト直ぐに、行きつけの町外れの【はま寿司】に行って食べなおしをしたのは言うまでもない。