フライパンから火がボーボ・ボー!!
私は勤め先ではキレイ好き、几帳面風に思われているらしい。それはおそらく幼少期に培われてきた「皆で使うものは大切に使おう、キレイにしよう」なんてのが記憶のどこかで働いているからで。実際、家に帰ればだらしなくて家事で習慣にするのが一番苦手なのは掃除、片付けで、やる気を出すまで時間がかかる厄介な主婦である。そんな私・・・本日未明、長男が空腹だと言うので長男の好物でもある餅を磯辺餅にしてやろうと思いつく。 (イメージ)私が子供の時分は、大人達が自家製の餅を作ってくれたけど、正月か何か行事ごとでもないと食べられなかった。今は正月なんて関係なしに、販売されてるから餅好きの息子らは好きな時に好きなだけ食べられて幸せな事だ。なんて思ったりする。で、「よぉ~し年越も近いことだし、今年の使い残しを食べ切れるぞ」♪と、残った個別包装の切り餅を開封去年までは魚焼きのグリルに並べて焼いていたがどうしても焦げすぎる、最悪餅が発火したりして表面炭化なんてことザラだった。次男から、くっつかないホイルがあることを教えて貰って以来フライパンに敷いて餅を焼くと上手く焼けることを実感。ただ、テフロン加工してあるフライパンは空焚き状態にするのは良くないので我が家で2世代前の捨てられないフライパンを使う。表面の加工も剥げ落ちて金属むき出しのそのフライパンは容赦なくこき使えるフライパンと化している。ステンレス製のフライ返しでガシガシしてもヘッチャラ。卵焼きを作ってそのままフライパン上で包丁でカットも何のその。一番良いのは揚げ物で口径が広いフライパンは食材同士がくっつきにくいし、一度に大量揚げができるのでかなり重宝(底浅だから油の量、引っ掛け防止に取っ手の向きに注意は必要)「そのうち捨てるつもり」ってのが頭の隅っこにあったりもするから使用後の扱いは気の毒なくらいザッと洗うだけなので底や側面にコゲ蓄積がけっこうある。(中華鍋によくあるザラザラバリバリのあのコゲコゲ)早速、そのフライパンにくっつかないホイルを敷いて自分が食べる分も含め7個並べ、着火(そうそう、インスタントの味噌汁も作ってあげよう♪)なんて思いついて食卓テーブルでカップに開封投入し始めた。そう、ガスコンロに背を向けたのがまずかったのだ。何分何十秒経過してたのだろう・・・ちょいと振り向くと~フライパンが燃え上がっている「ひゃぁ~~~~~大変!大変!!」大慌てで駆け寄って、ガスコンロの火を消すもフライパンはボーボー依然と音を立てて燃えている。てっきりフライパンの内側で餅が燃えているのかと思いきや餅はコゲが始まった程度。燃え上がる火元は、な~んとフライパンの側面に張り付いたカタマリのコゲコゲが燃えると煙まで上がってくる。ちょいと焦り始めた私が思わず始めたのは手元にあった紙の束でパタパタフライパンを扇いだり、口でふーふーしてみたり。そんなんで消えるワケないんだし、油を入れているワケじゃないのだから水に浸けちゃえば良いのに、こんな時に限ってアパートの狭いシンクの中は洗い物で散らかってるし、せっかくの餅を水浸しにしたくない!(普段のだらしなさと食い物への執着が足を引っ張るわけだ)・・・ってのが邪魔をしてなかなか火が消せない。燃えるフライパンを手にオタオタしている私の背後から「何やってんだよ、 早く消さないと煙に火災報知器が反応しちゃうよ」長男のひと声に促され、フライパンに水をかけようやくく消火。見れば台所の天井はコゲから上がった白い煙だらけ、おまけに焦げ臭い。丑三つ時の寒中に換気扇ガンガン最強、ドアをワッサワッサ動かしての換気となる。「寒~~~ッ」 (焦げ付きの焼け落ちたフライパン・・・実物)運良く餅はくっつかないホイルの下に水が入って無事。大騒ぎの後に焼き直して食せた。良かった良かった♪(反省するとこはそこかいな)ガチガチコゲの表面にザツに洗って残った油汚れそれに引火したんじゃなかろうかと、推察する。コゲは一部キレイに燃えきってフライパンの銀色が見える様になったりしてるので試しにもう一回ボーボーさせた後、金属たわしでガシガシやったらギンギンな銀色フライパンになるんじゃないかと、想像してみたりもする。それにしても・・・9月の階下宅からの火災報知器音騒ぎ、今回のフライパン発火での火災報知器作動未遂。三度目あるあるにならない様にしなきゃ・・・だねフムフム