テーマ:40代の視点と日常(771)
カテゴリ:のらりくらり
滅多に起こらない事?
この日、夜勤から帰って来たのは 昼の12時半を過ぎて1時頃だった。 メチャクチャお疲れさまだった~ 私は洋菓子の製造会社に勤務しているのだけど・・・ それは夜中の12時半から生産が始まってすぐのこと、 見ると製品が流れるベルトの上を 何やら製品とは違うものが流れてくるのに気がついた私。 拾い上げて担当の若い社員Kさんに手渡す。 「こんなの流れて来ましたけど」 手渡されたそれをいぶかしそうに見たKさんは 「(ナンだろう??)」 という顔つきをしていたので、 私が製品を形成する為に、 上下に運動を繰り返すローラーの上に付いた 振動を保護する為の硬質ゴムのクッションを指差した。 それが劣化して割れ落ちたものだった。 若い社員は落ちてきた場所を確認すると 何も言わず生産を続行した・・・これが問題だった。 生産が終盤に差し掛かる頃、パートのMさんが 製品を形成する機械の側に 硬質ゴムの欠片が置いてあるのを見つけた。 「これってさ、くろすけさんが見つけてKさんに渡したヤツでしょ?! ナンでこんなトコに置きっ放しなワケ?!」 7月に移動してきたばかりの上司にMさんが伝えに行く。 上司が慌てて製造を止め、応急処置として 残った劣化した硬質ゴムが落ちない様になのか? 硬質ゴムの周りにガムテープを貼り付け、 引き続き作業続行する・・・が これも問題行為であった・・・ 数時間後に製品の製造が終わったのだが、 朝になって品質管理や上の人達が決めた事は 製品の廃棄 調べてみると、硬質ゴムの欠片はそれだけではなく どうも細かいものもあるかもしれないという。 製品に混入しているオソレもあるので この日の生産品は全て廃棄する様にとのお達しだ。 夜中の12時半から8時過ぎまでかかって作った 1万2,900個の洋菓子は ラッピングフイルムと生ものと化粧箱に分けて 分別ゴミとなってしまったワケだ・・・ 一番不味かったのは、 最初に硬質ゴムの欠片を発見した段階で Kクンが重大な事と自覚が無く、上司に報告を怠った事。 ココで生産を一旦止め、整備してからにすれば損害は最初の数百個作っただけを廃棄するだけのものですんでいた。 第二に不味かったのは、 上司が残った劣化硬質ゴムにテープを貼っただけで 製品を継続して作り続けた事。 その場で生産中止し、多少時間は経過しても 上へ連絡をして支持を待つべきではなかったのではないか? 無駄を追加することは無かったのだろう。 洋菓子の製造会社に入社して約5年になるが 自分達が作ったものが完全廃棄になるなんて 滅多に無い初めての事。 滅多にだって起きて欲しくない事でもある。 この日製品が無事に、販売先に行っていれば約270万の利益 でも材料費約100万+パートの(1日の給料+残業代)は 会社が損しているんだわ・・・フ~ン知~らないっと 滅多に見られないもの 処暑を迎えると暑さが峠を越えて後退し始めるとか。 セミももう一分張りと毎日忙しく鳴いております。 そう言えば、セミの抜け殻をがあっちこっちで見かけるワリに なかなか脱皮に遭遇する事がないのは 日没から事を起こすからなんですってね 17日水曜の夜、出勤途中こんな姿を見かけたのだわ。 カマキリの脱皮終了 カマキリの脱皮?! posted by (C)くろすけcat (もっとよく見たい方は画像をクリックして、フォト蔵の特大画像で見てね~) 私、田舎者だったくせに、 40数年生きてきたくせに、 カマキリが脱皮するなんて知らなかったの~ それも何度も繰り返すって息子に聞いて、冗談かと思った。 こんな形で抜け殻を残すのはヘビやトンボ・セミ・チョウくらいしか 見た事なかったから、ちょっと感激~ 息子にニヤニヤ画像を見せたら 「小学生じゃあるまいしッ」 と、笑われた・・・ だって滅多に見れるものじゃないでしょ~?! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月26日 12時17分59秒
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