テーマ:仕事しごとシゴト(23730)
カテゴリ:夜勤労働者の日常生活
ここ数年で私が勤務する職場はドコを見ても外国人だらけになった。
昼はどれほどだか知らないが、夜勤なんて7割~8割外国人じゃないだろうか。 毎月入社したパートはホワイトボードに部署と名前が貼り出されるが 殆どがカタカナ名前ばかりである。 ある20代のブラジル人夫婦は、妻は日本語が話せても夫は挨拶くらいしか 分からなかったりするのでどうしたって妻や日本語が分かるブラジル人に 通訳にに入って貰わなければならない。 休むのも一緒なので、急に休まれると二人一緒でちょいと困る。 仕事がこなせる様になったと思ったら、辞めてしまうのも二人一緒でけっこう困った。 私の持ち場の仕事を覚えてくれた40代日系ブラジル人女性。 数週間前に手の不調を訴え退社。一年もたなかった。おそらく腱鞘炎あたりだろう。 ドコへ行こうと同じ作業動作を繰り返せば、身体のドコかに故障が付きまとう。 (私なんて腱鞘炎・テニス肘・バネ指・手根管症候群・しこりがあっても辞めないけどなぁ) 先月、30代日系ブラジル人女性が入社。 日本語は常用する言葉が分かる程度の様だ。 彼女に仕事の細かな内容を伝える時は、 日系ブラジル人で日本語が達者なHさんが頼られる。 単純な作業ではありつつ品数が多く、 手順が日によって変化があるので最初は覚えるのも大変だろうと思うのだ。 (私も入社したてはひたすらメモって覚えたものだ) 辛抱強い愛情【花言葉】カシワバアジサイ しかし、穏やかで温厚そうなさすがのHさんが愚痴りだした。 Hサン「もう~、あの人教えても、教えても ちっとも仕事覚えようとしてないんだもの、 もう私教えるの嫌。それに気が利かないの。」 私 「そっか、さすがのHさんも匙を投げたね」 Hサン「えっ?『匙を投げる』って何」 (まだまだ日本語のことわざまでは把握はしていないHサン) 私 「手の尽くし様がない、お手上げ~ってこと 匙はスプーンのことだよ」 Hサン「ヘェ~面白い。私の国では『タオルを投げる』って言う」 私 「国によって投げるものが違うんだね~」 (あんまり言うこときかなきゃ、手元にあるものブン投げたくなるけど。そうもいかない) 頑張って 【花言葉】マメグンバイナズナ 最近は、なかなか日本人が我が働く部署に入って来ないので (漢字なんて分からないはず、平仮名読めるの?カタカナわかるんだね~) てな調子の外国人に日本人しかやっていなかった仕事を頼むようになった。 で、妙な風景を目の当たりにして思わず笑ってしまったのは、 日本語で書かれたタッチパネルを前にして、日本語を理解できる50代ブラジル人と 日本に来て3~4ヶ月だというのに日本語が分かるらしい20代ベトナム人が 日本語で語りながら仕事をしていたことで。 「日本の字は難しくてわからない。カタカナは読めるから あとは漢字の形や字の並びでどんなものだか把握できるよ」 なんてことをブラジル人に聞いたことはあるけど・・・ つくづく、海外からやって来て日本の生活に溶け込もうとする外国人は 度胸があって、賢いなぁと感心させられる。 (私なんてタッチパネルの操作すらできなくて、メモしてたくらいのモンだから驚きなのだ) あなたを支える【花言葉】シロタエギク 今日も今日とて頼りになるのは、 中年日系ブラジル人達とベトナムの若者達だ。 今年は私が冬に足の指を骨折して1ヵ月半休んだと思ったら 梅雨が明けた今度は私の先輩が何処かの骨を折ったとの連絡が数日前に入った。 全治何ヶ月になるのか未だ分からないが、外人部隊の活躍を期待するしかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年07月03日 07時43分38秒
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