テーマ:50代の視点と日常(1298)
カテゴリ:夜勤労働者の日常生活
夜勤明けの空をよく仰ぐ。
今迄住んでいたお山は山が接近していた分、見える空の面積が狭かった。 手前にある小高い山が邪魔をして日の出が遅く、日の入りは早かった。 勤め先の駐車場から見る空は、隅から隅まで見える様で 気持ちものびのびしてくる。 やっぱりお山は住むものじゃない、眺めるものだ と、いうのがお山に10年程住んで思ったことだ。 さてこの日、うろこ雲が見事に東の方へ伸びていた。 「おお~、うろこ雲かぁ、秋だなぁ」シミジミ・・・ 広々した空に朝日を差してうろこ雲が・・・ と、思ったのだけれど あれ?!これってうろこ雲なのだろうか・・・ 魚の鱗みたいに見えればうろこ雲 時間が経ってうろこ雲がくっついて大きくなったら名前が変わるとか それともベツモノの雲 なんて呼ばれたっけ・・・うろこ雲だけにうろうろうろつくうろ覚えナンノコッチャ 見た目のイメージで言っていいものかと思っていたが 鱗(うろこ)と呼ぶにはちとデカイ気がしてきた。 雲の名前なんて気象予報士でもなきゃそうそう分かるものではないんじゃない。 とは言ってもネットで調べてみれば雲の種類は10種類だけらしい。 うろこ雲・いわし雲・さば雲=巻積雲(けんせきうん)高度5㎞〜15㎞ 陰影のない非常に小さな雲片が多数の群れをなし集まって 魚の鱗や水面の波のような形状をした雲。 細かい氷の粒でできた雲の塊で、一つ一つの曇が小さく薄く 太陽の光が透け影ができないのが特徴 ひつじ雲=高積雲(こうせきうん)高度2㎞〜7㎞ 巻積雲よりも塊が大きくはっきりとした白色で下の部分が灰色 雲片の大きさは巻積雲より大きく 発達していくと太陽を遮り薄暗くなることが多い。 発生する高さ・雲の色・雲の大きさで分けられている様だ。 ちなみにくじら雲なんてのを見つけた。 形が似ているだけで呼ばれる雲で、小学生の教科書で有名らしいが 私は縁が無かった様で記憶に無い。
・・・どうやらひつじ雲かもしれない 勤め先の駐車場に行く前に見た時うろこ雲だとばかり思っていた。 さて・・・ 先ほどちょいと出た言葉で思い出した。 とりあえず大学まで通っていた長男に聞いてみる。 「ねぇ、よく覚えていないことを言う言葉で うる覚え・うろ覚え・うら覚え、どれが正しいか分かる?」 「うる覚えかうろ覚えだと思ってるけど ・・・うる覚えって言ってる」 「ブッブー 正解は 【うろ覚え】でした」 「うろ覚え」の「うろ」語源は「うろ」=空洞が語源として有力だと言われ 知識の中身が空洞になっている=曖昧(あいまい)を意味する。 「うろ」木の空洞部分を言う時にも使い樹洞(じゅどう)とも呼ばれる 樹皮がはがれて木のなかが腐るなどして隙間が開き、 できた洞窟状の空間が洞(うろ)になる。 「うる覚え」の誤用が広がったのは、 「うら覚え」は辞書では間違い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月04日 06時42分26秒
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