テーマ:50代の視点と日常(1298)
カテゴリ:花を愛でる
雪の予報が出ているというのに、町なかのコンビニ前の駐車場には
【カラスノエンドウ】が花を咲かせていた。 やっぱりこの間まで住んでたお山とは気温が違う、 日当たりも違うのだなぁ それにしたって早くないのだろうか?? 実まで生っていた 子供の頃、群馬では【カラスノエンドウ】を『シビビー』と呼んでいた。 サヤがぷっくり膨らんだもので笛を作って音を出すのが楽しみで、 作った笛でできたことと言えば 「シ・ビビービー」 と、聞こえる音をひたすら吹くだけ。 『シビビー』と呼ばれていたのはその音色からであろう。 笹笛などと違って、何か曲を吹くとか芸ができるものではない。 コ煩い音をたてて大人達にしかめっ面されるのが落ちだった。 しかし、私は大人になってからまたちょいと違った奏で方を身につけた で・・・ 精神年齢は自他共に認める程低い、 半世紀とっくに過ぎた歳のオバサンの私は、 お手頃に成長したサヤを見ればムズムズッと来るものがあって、 年に1~2度、時期ともなれば2つ3つもぎ取って必ず笛を作り鳴らす。 お山にいた頃はドコにでも生えてるから尚更だ。 挙句、家人に 「いい歳こいて、何やってんの」 「煩いなぁ~」 なんて言われて、子供の頃とたいして変わらない。 しかし町に引越してアパート暮らしじゃ 今年はもうできないかもしれない・・・ちょっと残念。 今時の子供は衛生上、 道端に生えてる草でこんなことしないのかもしれない。 たぶん作り方なんて知ってる子もいないんだろうなぁ。 ニコニコ動画でイケメンお兄さんが笛作りから演奏までやってくれてる。 基本的な口にくわえるだけの吹き方だとココまでかもしれない。 YouTubeでは口の中に入れる吹き方がご披露されている。 私の方がもうちょっと上手い・・・かなぁ~ カラスノエンドウの笛が奏でる音質が 他人が聞きたい程の音ではないというのもあるのだろうか? 要は自己満足の世界で楽しむだけなので、思う存分奏でてみたければ 他人に迷惑のかからない場所を選んでやってみるのが良いだろうね。 2017年5月撮影 和名:ヤハズエンドウ(矢筈豌豆) ・・・葉の先が弓矢の矢筈のように凹んでいるので命名 別名:カラスノエンドウ(烏野豌豆) ・・・果実が熟すと真っ黒になるところから命名 科属名:マメ科ソラマメ属 開花期:3~6月 花言葉:【小さな恋人たち】 【喜びの訪れ】 【未来の幸せ】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年02月19日 09時21分26秒
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