テーマ:50代の視点と日常(1298)
カテゴリ:食べ物語
今の時代、インターネットのおかげで色々な料理を教えてもらえる。
レシピなんてご親切に動画付きだったりするのもある。 料理する者にとっては(初心者なら尚更)ありがたいことだ。 私が嫁いだ頃にあったら姑からのご命令も ナン無くクリアできただろう・・・ 「朝晩2週間分の献立を出しなさい!同じメニューはダメよ」 なんて言われていた頃があった。 一週間どころか、その日の献立だって悩むのに 酷なことを指図する姑だ。 料理本の中から自分の作れそうな料理を探し、 家族の好き嫌いがあるから作れないものもある。 それも姑が10日分以上まとめ買いした材料を使ってだから 限られた食材となって、益々私の応用力の無い脳味噌は煮詰まってしまう。 (自分が拘らないことには三日坊主の私、勿論長続きはしなかった) あの恐怖の時代を思い出すに尽け、 自分の自由に料理ができる今は、ちょっとばかり幸せ感がある。 さて・・・ 私はマカロニグラタンよりはライスグラタン(ドリア)を作ることが多い。 マカロニでは腹持ちが悪い気がして、ご飯が要るんじゃないかとか 副菜を増やさないと足りないんじゃないかとか 考えてしまうのが厄介なことなのだ。 やはりご飯の方が満腹感あるし、食いしん坊な私向きだ ドリアに使うライスには味付けを必ずする。 普通の白飯にホワイトソースをのせるだけでは味気ない。 いつもはバターとコンソメを炊込んだライス、 気分でケチャップ味にする時も3~4年に一度くらいはあるかもしれない。 何年か前はサフランライスにしていたこともある。 海老・イカドリア (バターライス)posted by (C)くろすけcat ビーンズ入りミートドリア(ケチャップライス) posted by (C)くろすけcat 帆立と海老のドリア(サフランライス) posted by (C)くろすけcat 厄介なのはホワイトソースを作ることだ。 ホワイトソースを作るのが面倒くさい時、時間が無い場合、 ネット情報の簡単にホワイトソースを作っていた。 難物のダマもできないし、早く作ろうとするならなかなか良かったが 味的にはイマイチだった。 早くて簡単なら市販のホワイトソースというのもあるけれど、 理解できないものも入っていたりで、あの味は好みではない。 やはり面倒でも手間がかかった方が美味いには違いない。 最近ネットで面白い情報を仕入れたので、そちらで作ってみる。 いつものドリアよりは格段に美味いドリアになる。 基本のホワイトソースにチーズを入れる これは業界ではモルネーソースと呼ばれている。 モルネーソースにはチーズと卵黄を入れるパターンもあり、 西洋料理ではグラタン料理に使われる どうせチーズをホワイトソースの上にのせるんだから、 ちょっとくらいホワイトソースの中に譲ってあげても罰が当たることはない。 味見してみて驚いたのがそのコクと旨さのアップ度だ。 知らないって損だなぁ~って思ったりする。 バターライスにホワイトソースを和える ドリアに入れるライスがバターライスにしても、単なるご飯にしても どうせホワイトソースを上にかけるのだから、 少しくらいホワイトソースをライスの中に混ぜ込んでおいても罰が当たることはない。 ライス全体にホワイトソースがざっと絡まれば良い。 あんまり入れすぎるとリゾットみたいになってしまうが 過去、フランス料理には 《リゾットの上に魚介のクリームソースとチーズをかけてグラタン》にする、 という料理も存在したそうだから、入れすぎても気にしない。 (「フランス料理風にしたのよ」が言い訳になる) 入れる材料を使ったり、作ったものを混ぜたりするだけなのに 驚くほど自分のドリアが美味く感じて、 この情報を知ってから2回ほどこのドリアを作ったが 今迄作っていたドリアはナンだったのだろうと思うのだ。 思いついて・・・ 変わったドリアを作ってみたくなる。 ドリアに和風はないだろうか? ネットで調べてみると、自分の思いつく事はたいがい よその誰かが思いついてネットに既にあげてあったりする。 本当に便利な世の中でありがたい。 今回参考にしたのはコチラ ドリアのライスをバターおかか醤油にした。 具財はキノコ類、海老、長ネギ・・・ ホワイトソースはいつも通り作ってしまったが バターが取り持つ縁と舞茸が良い味を出してくれるので いつものドリアとは違った美味さがある。 和風ドリアと言い切れないドリアだけれど ドリアのライスを醤油味にしても、それもおかか醤油にしてもアリだと感じる。 ドリアのライスレパートリーが増えてちょいと嬉しかったこの日。 きのこと海老の和風ドリア posted by (C)くろすけcat お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月25日 02時45分09秒
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