のらりんくらりん
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普段は何気なく通り過ぎる道端に 目もやらなくなった植物の存在に疑問を持つ。 どこかで見た葉なんだけどナンだったっけ?改めて見ればナンとも面白い葉なのである。 普通に緑一色、斑入り、縞なんぞの葉を目にすることは多い植物の世界で こんな風に文字に見える葉は数少ないと思う。 勝負事にはお札代わりの縁起担ぎになる?!とか ♪V、V、V、Victory(ビクトリー)~♪なこの葉は・・・? (昭和のロボットアニメファンなら歌えるぞ) 初夏の頃、日当たりの良い斜面に 思う存分根を張り巡らせたピンクの金平糖の様な花を咲かせていた ヒメツルソバの葉であった。 ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦) 属名:タデ科 / イヌタデ属(ペルシカリア属) 学名:Persicaria capitata 和名:ヒメツルソバ 別名:ポリゴナム、カンイタドリ ヒマラヤ原産。 日本にはロックガーデン用として明治時代に導入 確かどこかで似たような柄を見かけた気がした。 山に居住していた頃に世話になった月極駐車場の奥様が 庭で育てていたミズヒキの葉にこの面白さを見た記憶がある。 V字模様というよりは八の字とか下駄や草履の鼻緒と表現する方もいる。 ミズヒキの葉においては鼻緒と表現する方が風情を感じる。 何故、 葉のこの位置、この角度で模様として現れるのか疑問が浮かぶ。 ネット上でそこまで追求するような輩はなかなかいない様で 疑問に終止符を打つ事はできなそうだ。 只、ヒメツルソバもミズヒキもタデ科で学名にポリゴナム(Polygonum )と 名前がついているお仲間同士、この独特の模様はポリゴナムの仲間内で 現れるというのは定かなのかもしれない。 日本のミズヒキは時季によって葉に模様が入るらしいが、 国外から輸入されるミズヒキの仲間でポリゴナム バージニアナムと呼ばれるのや、 斑入りタイプでこの模様が出ているのもある。 洋物タイプは「模様は抜ける時季がある」との表記がないので 時季に関係なく模様があるのだろう。 さて、ミズヒキにはフデフキソウ(筆拭き草)という異名がある。 なんでも「弘法大師がこの葉で筆を拭った」という話らしい。 面白いことを言うお方がいらっしゃる。 自慢じゃないけど書道は初段を持ってるものだから 試しにやってみたくなり、手元にミズヒキの葉も毛筆も無いので 紙を同じ大きさ位の葉っぱ型に切ってマジックでやってみた。 ・・・やっぱり筆は選ばないといけない様だが、似たような形にはなった ある検索先には 「ミズヒキだけでなく、 同じような斑入りの葉を持つ草ならどれでも『フデフキソウ』と呼ぶ」 と、あったが同じ様な葉だとしたら 上のヒメツルソバの他に、思いついたのは詰草(クローバー)の類だった。 そのどれもがフデフキソウということになるのだろうか? ナンだか時代的なものが無視されて、浪漫が無くなってしまいそうだ 因みにこの模様だけを言うなら『弘法の筆ぬぐい』と呼ぶという話
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20歳で駆け落ち結婚した親不孝者は女寡となりました。 玉の輿から転げ落ちて夜勤労働者となったオバサンが、 自分が生きてきた足跡を何処かに残せればと綴ってます。
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