テーマ:食べ物語(309)
カテゴリ:食べ物語
食べることは生きること、人間生きて行くには食べなきゃ生きていけない。
食べられなくなったらこの世から私の存在が無くなる時だ。 ・・・食いしん坊は考えた もし、明日この世を去ることがわかっていたら 私は何が食べたいのだろう? イエス・キリストの最後の晩餐は【葡萄酒とパン】だったとあるが、 それを言うなら私の場合は 小学校の頃大好きだった給食のオバサンが作ってくれた 出汁のきいた【具沢山の味噌汁とコッペパン】だなぁ~ (ワカメ、じゃが芋、ネギ、豆腐、油揚げは必須!!) 好き嫌いだらけで、残さず食べることが難しい子だった私が 唯一、クラス一番の早食い男子S君に勝負を挑んで勝利した記憶がある給食メニュー (S君に宣戦布告したわけでなく、S君よりお代わりを先にできたという自己満足な勝利 千切ったパンを味噌汁に浸けて食べる高速技で挑んだ。汁かけ飯ならぬ汁浸けパンである) 小学校通っている間の大好物でもあった。 しかし、今となっては母校に給食室すら無く 作ってくれる人の存在も無いので《最後の晩餐》は論外である。 (イメージ) お祖母ちゃんが作った、 野菜たっぷり手打ち煮込みうどん(おっきりこみ) 一日半位経って鍋底にややおこげができた頃のが美味いんだなぁ (実際は平打ちじゃない太麺で、もっとドロッとトロミがある) 消化良さそうだし、丼2~3杯はいけるけど お祖母ちゃん・・・高校時代に亡くなったから これまた論外 (イメージ) 先日、行きつけのラーメン店でのこと。 ナンの話からか《最後の晩餐》の話になった。 丁度、目の前には店長サンが作られたメンマトッピングされた塩そば。 「私、明日死ぬことが分かってたらココの塩そばメンマトッピング 食べますので、よろしくお願いします」 と、いうと店長さん 「ボクはわんこ蕎麦ですね、実は蕎麦アレルギーで どうせ死ぬの分かって食べるならわんこ蕎麦食べます」 ・・・なるほど、 「好きで食べたいけどアレルギーだから食べられない」 ってのもあるんだ。 最後の晩餐にはある意味打ってつけなのかもしれない。 ふと、 「作って貰わなきゃならないものは食べられなくなる恐れがあるな・・・」 と、思ったりもしてみる。 店がその日休みとか、自分が食べに行ける状態じゃないとか・・・ 食べたいものの選択肢は増やしておいた方が良いな と、思う食いしん坊であった 塩そば メンマトッピング posted by (C)くろすけcat お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月22日 08時59分14秒
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