長男、今更だけど2022年(令和4年)行政書士試験☆初☆受験合格
令和4年度行政書士試験合格発表 令和5年1月25日(水)令和4年度の行政書士試験は受験申込者数60,479人受験者数47,850人合格者数5,802人合格率12.13%合格証書はこの日付で授与されたものが2月11日に簡易書留郵便で届いた。総務大臣(松本剛明氏)と 神奈川県知事(黒岩祐治氏)の印があるいたって簡素な出来の合格証書数年前に頂いた司法書士の合格証書は法務大臣の印、見た目とサイズは同じだけど・・・紙の質だけが違ってた ところで・・・行政書士試験の受験手数料は従来7,000円・・・が、令和4年度から10,400円に改定とか「ナンで俺が受けようと思う時に値上げなんだろ」と、長男はややご立腹であった。行政書士試験は、総務大臣が定めるところ(平成11年自治省告示第250号)により都道府県知事が行うこととされているが、総務大臣の指定する者(指定試験機関)に委任することができ、現在は指定試験機関である一般財団法人行政書士試験研究センターが全国統一試験を年1回実施・・・ってことで一旦払い込まれた受験手数料は、地震や台風等で試験を実施しなかった場合などを除き返還しないそうだ年に一度の試験だしね~、個人的払い戻しなんてないねなのに、何があって?新型コロナの影響か?受験申込者が12,629人も受験を控えてしまっている。と、いうことは・・・無駄払いした手数料計算したら1億3,134万1,600円ワオ!スゴイ寄付金しちゃってるウグイスカグラ【花言葉】未来を 見つめる posted by (C)くろすけcat令和4年度の行政書士試験は11月13日(日)に実施された。試験時間は、行政書士=午後1時から4時までの3時間司法書士=午前中120分、午後180分で5時間長男が受験した司法書士試験は試験会場は神奈川大学横浜キャンパスだったけれど(令和4年は慶應義塾大学日吉キャンパスだった様だ)行政書士試験(神奈川県)は関東学院大学金沢八景キャンパスで行われた。司法書士受験の時は見知らぬ大学、町、会場などに興味そそられいい年した息子に同伴して行った母である。(「今年の試験で合格しなかったら××」とか言うので念の為もあった)今回も行きたかったが仕事休みが取れなかったので残念ながら諦めた母。(数十年ぶりの金沢八景!!羨ましい。流石に××騒ぎもなかったしね)試験場に到着早々、受験者であろう人の多さに驚いて「司法書士の時の5倍位いる‼」なんて連絡をよこす。確かに司法書士試験に比べたら、さすがに5倍はないけど行政書士の方が格段受験者数は多い。(2022年の受験者数を見ても行政書士47,850人、司法書士12,727人)(関東学院大学金沢八景キャンパス HPより拝借)合格率を比べてみても年によって違いはあれど行政書士試験が6~15%、司法書士試験は3~4%行政書士試験は300点満点のうちの6割=180点が合格しかし、基準点がある。「行政書士の業務に関し必要な法令等」で122点以上、「行政書士の業務に関連する一般知識等」で24点以上この基準を満たせるかどうかで合否が決定試験の内容も違う。行政書士試験=基礎法学・憲法・行政法・民法・商法の筆記試験のみ司法書士試験=憲法・民法・刑法・商法 不動産登記法、民事訴訟法、商業登記法、供託法etcの筆記試験 と口述試験どちらも法律を用いた仕事をする業務独占の国家資格である為、法律科目がメイン取扱う業務の内容も違う行政書士は・・・個人や事業主の依頼を受け官公署(県庁・市町村役場・警察署等)に提出する許認可等の書類の作成やその手続の代理・代行、権利義務又は事実証明に関する書類の作成、これらの書類を作成する上での相談業務等々行政書士の作成する書類の種類は、簡単な届出書類から複雑な許認可手続に至るまで1万種を超えるとも言われ、例を挙げれば・新車を購入した場合の登録手続、・飲食店や建設業を始める場合の許可手続、・会社の設立手続・外国人の在留資格の更新や変更手続など・書類を作成の為必要な資料の収集や現地の調査・遺産を分けるための協議書の作成や遺言書作成の相談等々因みに司法書士は・・・・登記または供託に関する手続きの代理(不動産の権利に関する登記に関する登記申請手続 会社・法人に関する登記申請手続及び抵当証券法に基づく抵当証券交付申請手続など)・裁判所、検察庁又は(地方)法務局に提出する書類を作成(裁判所=訴状や準備書面、検察=告訴状等、 法務局・地方法務局=登記申請書、登記原因証書となる売買契約書等)・(地方)法務局長に対する登記又は供託に関する審査請求の手続代理(審査請求=不動産の権利に関する登記についての登記官の処分が 不当であるとする者が(地方)法務局長に対して行う不服申立て)・簡易裁判所での訴訟代理等関係業務(認定司法書士に限る)(簡易裁判所における訴訟手続、支払督促手続、民事保全手続、民事調停手続等 簡易裁判所の事物管轄に属する事件についての代理)因みに、合格したからといって好き勝手に開業できるわけではない。行政書士は、各都道府県の行政書士会に登録し、登録料を支払うとか司法書士は、日本司法書士連合会及び司法書士会へ登録し、登録料を支払うとか新人研修(中央研修、ブロック研修、配属研修、特別研修)受けるとかとかとか費用と手間もけっこうかかる。 さて、長男においては、研修も受けて認定司法書士の資格も取得したけど双方、登録していないしする予定もない。資格を取得して先ず司法書士事務所に雇って貰おうと、考えるのはフツウかもしれない。長男もそうであったが、近くの司法書士事務所では面接すら受けさせて貰えず、電話口で言われたのは、「自動車運転免許を持っていないと雇えない」とのこと。気の利いた事務所なら、既に求人に書いてある。都内や町中なら必要ないという場合もある。都内や交通の便が良いトコロならそれは無い様だ。一度、採用された事務所では電車、バス、徒歩を使い補助者並みの扱いを受けた。足に負担をかけることができない長男は、無理は禁物なのにしばらく世話にならずに済んでいた医療用の靴下を使うハメになった。初出勤して5日目に足が壊れ、いつもポジティブな長男が19日目で「うつ病かもしれない」なんて口にして、事務所から急かされていた司法書士登録を受理直前で取りやめた。無理をしてまで司法書士の仕事をすることはない、長男の目的はこの場所にはないからだ。 ニワウメ【花言葉】願望 posted by (C)くろすけcat長男にとっては行政書士試験の内容は日頃から蓄えられてきた知識。受験すれば合格するのは当たり前だったりする。今更だけど、今更だから実力があるという証明はカタチとして要る時もある。将来への計画はまだまだこれからが本番で、私が目の黒いうちに何処まで見せて貰えるか、長男支える為にも頑張って元気に長生きしなくちゃだ