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カテゴリ:詩、散文 創作物語
寝坊してゆつくりと起きた。 外は晴天とはいえない 曇りぞら、2階のベランダに出る 空気が爽やかだ もう昼近くなる 向かいの屋根のアンテナに黒い カラスが止まっている 二三度泣いて飛び去つた 部屋に戻る トラジン(猫)が ベツドの 隅で丸くなつて、寝ている 朝餌をあげた時は 下に居たのに 餌をあげてから 二度寝した 閉め忘れたのかも しれない 今日も舌で舐められて起こされた。 音楽をかけてから下に降り 風呂のスイツチ を入れ 新聞を取りに玄関先まで 相変わらず 良いニュースは,無いようだ 新聞は毎日必ず読む新聞を広げてコーヒーを飲むのが好きだ。 癖になっていて 朝の洗顔みたいに 音楽が暗く切ないニュースを少しは和らげて くれている。 歯磨きをしながら、風呂に入り 雑用の処理の段取りを考えた。 風呂場の高窓から 見える 屋根に またもや 黒いカラスが 止まっていた。 さっきと同じカラスなのだろうか 日曜日生ゴミの回収日ではないはず カラスが異常に群れている そして今優しく雨が降り出して 緑の葉が彩を増している 夕方から台風が来るらしい おとなしく過ぎ去ってほしい 自然の狩人Hayato お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年09月30日 18時31分27秒
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