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千畳敷(125km)を出発してからは、ひたすら下り坂が続きます。さっきの上りでは全て歩きだったので、時間を取り戻そうと、足でブレーキをかけながら、膝にダメージを与えながら、下手な下り方のお手本のような走りで進みました。
長い下り坂をくだりきると、ほどなくして次の黄波戸口エイドに着きました。 このエイドでは、野球のユニフォームを着た中学生たちが出迎えてくれました。 僕も阪神のユニフォームで走っていたので、ここの中学生には大人気でした。我も我もと話しかけてくれて、好きな選手の話などを聞かせてくれました。 僕もついつい、阪神の近況などを熱く語ってしまいましたが(こんな事してる場合ではない…)別れを惜しみながらも、全員とハイタッチして出発しようとすると、六甲おろしの大合唱で見送ってくれたので、ウォー!!(葛城)で応えてエイドを後にしました。 次の仙崎公園前エイドまでは、割りと平坦な道が続くので、中学生エイドでもらった元気そのままに走って向かいました。 仙崎公園前エイドでは、スタッフから生温いアクエリアスをいただきました。「阪神ファンに冷たいもんなんてやらん(-_-+)」どうやら巨人ファンのようです…(^^ゞ 250kmを走るのに仮装(?)して走る人は少なく、こんな感じで阪神ユニフォームは、あっちこっちで声援をいただいたり、かまってもらえたりしました(笑)。 このエイドを出ると、鯨墓への往復約20kmのコース。結構なアップダウンが続きますが、リズム良く順調に往復できました。エイドの人たちが気分を乗せてくれたおかげです、感謝。 もうすぐ仙崎公園前エイドに帰ってくる、というトコまでくると、カルパッチョさんと会う事が出来ました。痛々しい姿でしたが、まだまだあきらめる時間ではないという気迫を感じ、自分ももう一度、行く先をしっかりと見そえ、お互いにエールを交わし別れました。 ここからは、平坦だけど分かりづらい道になるので、前のランナーを見失わないように慎重に走りました。 この途中のコンビニで、携帯充電用の電池を買おうとしましたが、意外と高かったので何も買わずに店を出ました。 何もない、真っ暗闇の道を、遠くに見える建物の灯りを目標に進みました。 28時間50分(3日22時50分) 宗頭文化センター(175km) ここを4日の0時までに出発できれば、残りはかなり楽になると考えていたので、少し安心しました。初めて「完踏できるかも!?」という気持ちになれました。 ここの食堂へ行くには、シューズを脱がなければなりません。スタートから履き続けて、足にへばりついたようなシューズを、靴ひもをほどいてゆっくりと脱ぎました。せっかくだから、靴下も替えようと脱いでみると…(*_*) 「見なかった事にしよう」 新しい靴下をはいて、5分ほど仮眠をしてから、出発の準備を整えました。 [もう少し続きます] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.14 01:03:27
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