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iの物語

iの物語

2024.09.19
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カテゴリ:福祉関連

介護保険が始まったのは2000年なんですね。
私が介護保険に初めてかかわったのは介護保険が開始されてから1年たった4月でした。
今のように請求も紙媒体に手書きだったり打ち込んでフロッピーディスクを郵送したり
毎月1日から10日までは、まぁ請求は大変な作業でした。
ヘルパー事業所だったため、家事援助か生活介護か混合なのか、時間はおかしくないかのチェックをしながら打ち込みをしていました。
コピペなどもできない仕様で1つ1つのコマを手入力でした。

居宅との照合で変更があった場合ケアマネに報告し、お互いが変更することになっているんですがどちらかが変更されていない場合差戻しされ次月に再請求するという持越しが発生してしまうため連絡確認が非常に重要になってきます。
私の打ち込みで照合が取れない場合、主任ヘルパーさんに記録などを確認しヘルパーさんにも思い出してもらったり、ケアマネにも確認しやり直しをすることも多くありました。
今のように請求もオンラインで再請求や返戻なども簡単になったようですが、再請求の場合は通常請求のフロッピーと別に作成するなど行い郵送もしくは国保連の窓口に18:00までに提出するということが行われていました。
うまく打ち込みがフロッピーに入らないときは紙で窓口に持って行った記憶もあります。あれは国保連の職員さんも大変だったろうなと思います。

土日も関係なくGWや年末年始も関係なくヘルパーさんは活動しているので、私も請求業務をしながらヘルパーさんとお正月を迎えたこともありました。
ヘルパーさんも楽しい人が多く優しい人が多かったと思います。コミュニケーション能力が素晴らしいと感じていました。
差し入れなどしてくれることもありました。真面目で配慮ができるヘルパーさんがたくさんいて難しい利用者さんにも受け入れられることが多く、すごいなーと思っていました。
利用者さんの家まで移動し、そのお宅でのもので食事を作ったり買い物に行ったり、洗濯掃除、入浴介助など1人で判断したり利用者さんと相談したり好みを聞いたりしています。それを既定の時間内に行って終わりに印鑑をいただいて帰るという流れでしたが、その時間の中で生活の中で困っていることへのサービスを提供でき、また違う利用者さんの家に訪問するという動きができることが本当に尊敬しています。

いろいろシステムは変更され少しずつ便利や簡単になっているようですが、こんな時代もありましたという話でした。






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最終更新日  2024.09.19 00:09:07


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