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アコギってもんがほとんど解って無いのである。
ネックの修正に際してはハイポジションの演奏など、 どれぐらいの頻度、必要性があるのかも判らず 親友に助言を仰いだ程である。 ともあれ数時間の日向干しと10日からの陰干しをして 35年の垢を落としてもらっているうちにどうにか パリーーーンとした音が出るようになった。 ネックも安定したし、嬉しい誤算として死んでいたと思った マイクも息を吹き返してくれた。 しかしこれはS/N比が悪すぎて実用的ではないと判断し 006Pは外してしまった。 スイッチ付ボリュームや出力端子もあるのでピックアップは 今後の課題としよう。 その前にペグも交換してやりたいのだが 極力オリジナルを保つというのであれば3弦のペグのみ なんとか修理を試みようとも思っている。 陰干しの間に新品のストラップを用意したのだが これが似合わないのでエレアコベースの年季の入ったものと交換。 藤色の皮製のやつにストラップラバーは常備の黄緑ではなく黒を使用。 これはまぁ、京都なんかのコンビニやマックみたいなもので、 落ち着き優先の一手間なのであった。 一方、ケースもオリジナルなのでロゴを消さない様、慎重に清掃、 ネジ止め、錆び落し、修繕をして 最後に乾燥・消臭剤を投入。 もう1本のエレアコに織田信長のチャームが付いているので こちらには女性人気の高い土方歳三をあしらってみた。 サドルは会心の仕上がりとなったのでこうなると ブリッジピンにタスクやらブラスやら試してみたくなるし 巷間では水牛だのエボニーだのが良いと言われている。 ペグ、ピックアップ程ではないにしても、これもまぁお預け。 全ては懐具合なのであるが、 いつになく強力な新譜リリースが続く秋なのでして 再生工場はそちらの「再生」も「向上」したいのだから 取り敢えずは愛情で乗り切れる範囲で頑張ろうと。 しかし、こうして一人に掛かりきりになっていると他の子らも もっと僕らにも手を入れてくれと不満の声を上げる。 なるほどなるほどとケースを開ければそれまでの仕事の中途半端と 不細工ぶりが目立って仕方なく不満の声もむべなるかな。 これも秋の夜長を利用して何とか改善させようと 最低限のパーツを物色する工場長なのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.17 13:26:55
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