カテゴリ:本の紹介
白鳥(しらとり)は かなしからずや 空の青 海のあおにも 染まずただよう
白鳥はひとりで悲しくないのだろうか。 空の青さにも海の青さにも染まることなく、白い姿のままただよっている。若山牧水 私も出張先の国で、染まずにただよっている。できれば、染まりたいんだけど、、。 記:とらのこども 幾山河 こえさりゆかば さびしさの はてなん国ぞ きょうも旅ゆく いくつの山川をこえていけば、このさびしさが終わってしまう国があるのだろうか。 わたしは、きょうもそんな国を求めて旅を続けている。若山牧水 ふるさとの 山にむかいて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな 久しぶりにふるさとに帰ってなつかしい山々をながめていると、 心が満ち足りて何のことばも出てこない。 ふるさとの山はしみじみとありがたいことだなあ。石川啄木 大海の いそもとどろに 寄する波 われてくだけて さけて散るかも 注)大海(おおうみ) 岸に打ち寄せてくる波が、岩にあたって大きな音をたて、白い水しぶきをたてて 飛び散っていることよ。(金塊和歌集)源実朝 夏なので、南の海に遊びに行きたいと思う。 子どもと潜るサンゴ礁は、ただただきれいで、時間を忘れる。 だから、時間を忘れて、ずっとずっと泳いでいたら、最後に力尽きて沈みそう になったことがある。海の中でとろけるように、力が抜けていって、、、。 幸い近くにいた妻にしがみついて助かったが、調子に乗ってはいけない。 教訓だ。妻はライフジャケットを付けていた。 数年たつがいまだに言われる。もう少しで、ホントに死ぬところだった。 記:とらのこども お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.31 16:23:38
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