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著名な東山魁夷(ひがしやまかいい)画伯。
東山先生の画集に「ドイツ オーストリア 東山魁夷 小画集」というのがあり、 そのなかに、ある城門のうえに書かれてあるラテン語を紹介している。 それがあの有名な名文句。 「歩み入る者に やすらぎを、 去り行く人に しあわせを」、である。 この名文句。東山先生の名訳。この文章は知っていたが、東山先生とは知らなかった。 ドイツ・ローデンブルグ・シュピタール門 :写真 http://members.jcom.home.ne.jp/t-migi/newmigi/020304.htm とても美しい写真です。どうぞご覧ください。 なお、原文は、『Rothenburg ob Der Tauber / SPITALTOR 』である。 上記ご紹介の参考HPにその写真がある。 ドイツほかの詩歌で、日本語訳の名訳がいっぱいある。山の彼方の空遠く・・・ もそう。 本当の翻訳とは、原文のこころを翻訳して伝えるものであろう。 そしてときに、原文よりも素晴らしい訳本を生む。 仕事においても、人生でも、多くの先達の事跡、そして書籍にある多くの素晴らしいこと、 会社の先輩たちの取組み、去年取り組んだこと、今取り組んでいるもの。これが原文。 それらを私たちがまた取組み、真似をする。 そして、先輩たちのこころを汲み取り、昇華して、新しいものを作っていくのだ。 これが、訳本だ。新しい時代の事跡となり、そして地層のように積み重なる。 なにかしら古き良きものを見るために、旅に出たくなってきた。 ヨーロッパに行ってみたい。日本でも、アジアでも、もっと史跡を巡りたいと思う。 ところで、東山魁夷先生が没後、ご夫人の監修によって、 「東山魁夷への旅」という画集があるよし。その画集の冒頭にはこう書かれている。 旅と言うものは、 縁(えにし)の糸に 導かれて行なわれる。 縁がありますように祈るとらのこどもである。皆様、良い週末を!!! 記:とらのこども お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.02 11:55:28
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