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ロドリゲスとらのこども・超克編

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2007.06.19
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カテゴリ:カテゴリ未分類
バービー人形。中国工場の付加価値は……

中国製のバービー人形(リカちゃん人形の元祖)。米国企業が中国の工場で仕上げさせる。

 アメリカでの小売価格が9.99ドルだ。
 そのうち中国の取り分は、何ドルでしょう。


■ 完成品価格の65%は輸入部品の価額分 ■

 正解は、0.35ドルなのだそうだ。
 35セントである。
 
 ラベルは Made in China なのに、中国による付加価値は全体のわずか3.5%なり。
 極端な例なのだろうけど。

 広東省(カントンしょう)東莞(とうかん)市で取材した
 Nicholas D. Kristof 氏が5月24日付『ニューヨーク・タイムズ』紙に書いていた。

 このテのものはアイデア勝負、ブランド勝負だ。
 米国メーカーは企画料・ブランド料で稼ぐ。

 米国の広告業者の広告料。
 米国の流通業者の流通マージン。
 米国の運送業者の運送料、保険料。

 それに加えて、バービー人形の部品も中国国外から持ち込まれる。
 そういう部品代も削ぎ落として、いくらのお金が中国に落ちるか計算したもの。

≪中国は部品を輸入し、低賃金で組み立て、完成品を米国へ輸出する。
 そういう完成品価格が、米中貿易における中国側の黒字の計算根拠になるわけだが、
 じつは平均すると完成品価格の65%相当は、中国が輸入する部品相当額なのだ。≫

続きは、こちらでどうぞ。国際派時事コラム「商社マンに技あり!」
http://blog.mag2.com/m/log/0000063858/108594368.html?c=pol


  怖い中国。かわいそうな中国。
  その中国と、韓国と、日本が仲良くしないことで喜ぶ国はどこだろうか?
  それに気づいたときに、アジアの新しい夜明けがあると思うのだが。
  記:とらのこども





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最終更新日  2007.06.19 23:20:10


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