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ロドリゲスとらのこども・超克編

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2007.07.01
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ところで、君子の交わりは淡。水の如し。 というのがありますが、
世間一般には、水臭いくらい淡いという誤解があるますな。

ちょいと話しを変えますけど、お茶の飲み方で三煎というのがあるらしい。
第一煎は温度を微妙に調節して甘みを味わい、
第二煎は温度を高めにするのやと思いますが、苦味を味わう。
第三煎では、茶の持つ渋みを味わうように淹れるらしいですね。
渋みいうのは、甘み、苦味、、さらに渋みのなかにこそある甘みを愉しむ。

最近、タンニン(渋み)のなかにカテキン(甘み)が見つかって、茶の湯の
三煎の意義が見直された記事をみたことであります。

話しを元に戻します。

君子の交わりは淡。「淡交」というお付き合いは、上記のお茶の三煎の如く
甘みも、苦味も、渋みもある、人生の労苦、機知、なんともいえない面白さ
そうしたことが解る人物になってこその、お付き合いを指しているいうこと。

その窮みが「水の味わい」ということになるんやそうで、
君子の交わりは淡。水の如し。  このこころは、水臭い付き合いいうのは大間違い。
味わいの窮みとしての、水の味わい。醍醐味のあるお付き合いを指してこそ、
君子の交わりやそうです。

とすれば、「茶飲み友達」というのも、奥深い言葉いうことになりますね。
君子には、なかなかなれしませんけど、苦労はそれなりに積み重ねて齢を重ねていく。
せやから、ええ茶飲み友だちを得られるよう人付き合いせなあきません。

以上、安岡 正篤先生の解説よりご紹介。


  自分を省みて、Aさんは茶飲み友達的人生の師であるし、
  つい先日は、Tさんからソウルメイトと言っていただいて身の引き締まる思い。

  Mさんとも、Sさんとも、もちろんOさんと茶飲み友達になりたいと思います。
  まずは刻苦しつつ、奮励努力の毎日をよく送り。いつかゆっくりお茶を飲みませう。

  人生は深く、楽しく、味わいがある。と思います。
  今のところは、もがいているだけですけど。楽しく、味わいがあるのちゃうかなあ。
  そう思いながらもがいているところが、30代の頃との差でしょうか。 
  記:とらのこども





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最終更新日  2007.07.01 17:17:26


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