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■2007/07/25 (水) ブルガリア国民は心を一つにし拉致問題解決
1999年以来8年間にわたってリビアの子供たち約400人に エイズHIVを感染させたという嫌疑を掛けられ拘留、 一時は死刑、その後減刑されたものの終身刑の判決を 宣告されたブルガリアの看護婦5人とパレスチナ系ブルガリア医師 1人がEUの甚大な尽力により昨日無事釈放され、ブルガリアの首都に 到着した。 無実の罪ということもあってブルガリア大統領は彼らに恩赦を 発令している。 これはリビアによる一種の拉致であり、 ブルガリアでは当時から、国民こぞって、彼らの釈放を世界に 訴え続けてきた。 今年、ブルガリアはEUに加盟国したため、それまで 遅々として進行しなかったこの問題、EUの政治力によって 一挙に解決の運びとなった。 まず今年前半、独がEUの議長国当番にあたり、 外相シュタインマイアーが、この釈放に東奔西走し、 その後後半議長国となったポルトガル、さらに歴史的にリビアと 関係の深い仏が新大統領サルコジ選出と同時に、 ガダフイと再三にわたって、交渉を行い、 結果、今回の釈放への道が切り開かれた。 とりわけ、この解決に大なる貢献を果たしたのは、 EU外務委員フェレーロ・ワルトナー女史と、 仏大統領サルコジ夫人セシリアの二人で、彼女たちが 現地に乗り込みガダフイに働きかけ、諄々と説得したことが効を奏した。 サルコズジ夫人セシリアに至っては、サルコジ氏が大統領に 選出されても、 「いわゆる、お飾り的フアーストレデイに服したくない」と 宣言し、その彼女の心情に理解を示したサルコジ大統領が、、 今回、初仕事として彼女に大役を与えている。 二人の女性は、女性の立場から、冤罪の犠牲になっている 看護婦たち、その一方でエイズの犠牲になった子供たちや その子の母親の気持ちを思いやり、気配り、温かい、 救済の手を差し伸べた。 これがカダフイの琴線に触れたものと思われる。 何よりも、この救済に手を差し伸べたブルガリア国民に 拍手を送りたい、、 彼らの心が、世界を動かしたからだ。 こうしてみると、北における拉致問題を抱えている日本にとっても この問題は他人事ではない。 なのに、なぜ、国民は心を一つにして救済の手をのべることが 出来ないのだろう。 こと人道問題である。そこにはイデオロギーの介在など 有り得ないはずなのに。なぜか日本人は心を一つにしきれず、 北朝鮮に図に乗られ、やられっぱなしになっている。 以上、クライン孝子メルマガより転載。 いつか日本のみんなのこころが世界を動かし、 いつか日本のこころ優しいスタンダードが、世界のスタンダードになると思います。 そのためには、まずは家族から。そして仲間と一緒に何かを為し、幸せになるんだ。 次に、周りにおられる誰かとなにかを為して、より幸せになりたいなあと思います。 記:とらのこども お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.29 17:37:27
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