ロドリゲスとらのこども・超克編

バタバタ、バタァ～っと、キャンプに家人がでかけていった。
一人だけの我が家は、なんとも広い感じがする。
なにより静かだ。

外は曇りで、あわく、白く、輝いていて、時間が止まっている。
遠くに蝉が鳴いている。

だんだん、起きているのか、寝ているのか、わからなくなる。
プログの入力している姿勢のまま、まぶたが重くなる。
姿勢もくずれてくる。



さて、どこに行くか。

有史以来の男の本能としては、じっと家にいるよりも、どこかへ出かけたくなる。
当ては無い。考え中。

パチンコか、

漫画喫茶か、

買い物か、

それとも映画館。

本とＤＶＤでカウチポテトも悪くはない。。



やっと目が冴えてきた。脳ミソが活動再開。

脳内のスクリーンに、
パチンコしている自分が浮かぶ、
漫画喫茶であのお気に入りの漫画を見ている自分、食事している自分が見える。

出張で必要なちょっとした買い物、お土産がマトリックスのように、頭のなかに
リストが流れてきた。

テレビを見ていると、強制的に画像情報があるから、
脳ミソはただ受動的になって、脳内のスクリーンに想像という映像を結ばないし、
予測シュミレーションという活動もしなくなる。

テレビはダメだ。人間を殺す。



外は曇りで、あわく、白く、輝いていて、時間が止まっている。
遠くに蝉が鳴いている。ぼくの脳ミソは動き始めて、次第に止まってきたみたい。

ガー、グー、ピー、、－－－。

記：とらのこども



ぼくの大好きなミキティ！