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米国の国内でタカ派チェイニー副大統領とリアリストのライス国務
長官の意見が対立していた問題は、ライスが勝ち、ヒル次官補は北 朝鮮問題で自由になったと認識した。日本国内の評論家も米国だけ を見ているので、日本はこの国際問題から外されると評論している。 しかし、中国は日本との信頼関係を構築する必要がある。胡錦涛国 家主席は「対日関係を発展させる」と表明し、これを全国民に告知 した。米国が北朝鮮、ベトナム両国との関係を修復し始めているが 、それは結局のところ、北京を締め付けようとする意図だというこ とを、中国はよく理解している。 また、中国全土で暴動が起きるなど、政治的混乱が起きているが、 この混乱に拍車をかけているのが、粗悪食品、毒物混入食品類の問 題だ。日本でも今、中国製家庭用歯磨き粉から成分表示されていな いジエチレングリコールが見つかって騒ぎになっているが、漂白剤 を混入したり、家畜肉を混入したりと、中国産食品の異常な粗悪ぶ りは、世界から非難を浴びている。 この問題の解決手段を持っているのは中国へ進出している日本企業 しかない。日本企業もいろいろと品質問題で中国人の行動に対して その防御策を取る必要が長年あった。マツタケの検査ではX線を当 てて、釘が隠されていないことを確認している。縫製分野でも長年 、そのチェックを行い、高品質企業にしか仕事を出さないようにし て品質を確保している。また、品質管理には多くの熟年退職日本人 が中国で指導している。このように長い品質との戦いを日本企業は 苦しみながらしてきた。 このため、日本企業の中国製品には問題がないし、世界に売れてい る。中国を救うのは、品質問題を乗り越えた日本企業しかない状態 である。 このため、北朝鮮問題でも、米国に反対して日本の味方をしている のは、現時点では中国である。米国でもなく韓国でもない。もう1 つ、中国は米国と違って、北朝鮮問題を解決したくないのである。 そのためには日本の拉致問題は、非常に都合がいいのだ。北朝鮮は 拉致被害者を渡すと、その先の心配もする必要が出てくる。日本に 送り出している朝鮮工作員が分かってしまうことになり、そのよう なことはできない。 しかし、日本政府は北朝鮮が拉致問題の解決をしないと朝鮮総連を 潰している。北朝鮮国家予算の多くを朝鮮総連からの資金に頼って きた。この資金が途絶しようとしている。これには金正日委員長も 耐えられない。23億ドルの資金を得るために米国に折れ、5万ト ンの石油が欲しくて原子炉を止めることになる。北朝鮮の資金不足 は目に見えている。 しかし、この資金を米国は出そうとしていない。米国は北朝鮮問題 から逃れたいだけで、本当は中国と韓国と日本で解決すればいいと 思っている。しかし、過去の経緯があるために、米国はいるだけで ある。そして、将来の中国のけん制に北朝鮮を使おうとしているだ けである。 その米国の意図を中国は読んでいる。中国は日本をこの問題に関わ らせる必要が米国以上にあり、日本と中国で事態を収拾する方向に もって行くことを希望している。日本は拉致問題を解決したら、2 兆円を出すと宣言している。 よって、北朝鮮問題は、日本・中国の2者で協議をして進める必要 がある。ヒル次官補の役割、米国の役割は終わっている。それを出 てきて米国が主流のような顔をするために、日中はいやな顔をする のである。 どうして、この問題の真のありかを日本の評論家・政治家は見ない のでしょうね?? 日本外交は問題の真のありかに気がつけば、いとも簡単に米国や中 国を手玉に取れることになる。それだけ、日本の経済的、政治的な 実力は世界から秀でている。それを米国に依存して読まないだけだ。 国際動向・外交コラムより。 人格ある国際社会というものは無く、水面下にはそれぞれの利害得失だけがある。 アジアの平和と共栄は、アジアの人たちにこそ必要である。 真に南北朝鮮を、真に中国を救えるのは、日本だけだと思えてなりません。 政府には助けて欲しいと、要請が来ているんではないのかなあ、、、。 日本が主導できるならば、半島の休戦は本当の終戦協定になることでしょう。 日本、中国、朝鮮半島の安定が邪魔なのは誰か。そこが問題だ。 とにかく、大きい変化が起きる兆しがあるように思う。 記:とらのこども お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.08 20:57:47
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